バイノーラル。3Dマイクシステムについての思い出

 「3Dマイクシステム」と書いたけど、今だと普通にバイノーラル録音の方が通りがいいかもしれない。バイノーラル録音について調べているのだけど、そういえば、かの香織がバイノーラル録音を使ったアルバムを出していたはず。サンレコに当時の記事があったかもしれない。というのを思い出した。
 アルバムは買ったはず。しかし、タイトルが思い出せない。iPod以前のものなので、PCに入っているはずもなく。ということで、とりあえず、Webで検索。すると、まさにそのサンレコの記事を書き起こしたものが見つかる。
 しかも。
 そのアルバムをかの香織とともに作ったエンチャンこと福岡ユタカのサイトであった。
 「aromatica」制作ノートはてなブックマーク - 「aromatica」制作ノート
 アルバムのタイトルは「aromatica」。かの香織、福岡ユタカの2人によるcocu*名義によるものだった(上記記事には「INTERVIEW cocu*(かの香織&福岡ユタカ) ”Sound&Recording Magazine” 98’8月号より」とある)。
 10年以上前の作品なので、Amazonにはもうないかと思ったけど、なんと在庫があるようだ(販売元はAmazonじゃないけど、発送はAmazonがやるそうだ)。しかも669円と安い!(新品なのか?)
AROMATICAAROMATICA


 バイノーラル録音というと、Corneliusの「FANTASMA」がまっさきに思い浮かぶけど(「POINT発売時のスカパーの番組もあったか)、このcocu*のアルバムもとてもいいアルバムだ。改めてじっくり聴いてみよう。
 ともかく。
 当時はバイノーラルマイクなんて、一般の人には無縁。買えるわけない。と思ってたけど、いまなら普通にローランドがリリースしてたりする(しかも1万円以下!)し、自作でもできるようになっている。すごい時代だなあ、とあらためて思う。

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