Google ドキュメントの音声入力がけっこういいという話。昨日、動画をアップしたんですが、それについての補足的なやつ。
Googleドキュメントの音声入力がけっこう使いものになるという話を去年ぐらいにしていたんですが。3月末ぐらいに数年ぶりに会った仕事関連の先輩たちと、いろいろ話しておりまして、改めて試してみようと思って作ったのが動画にあるハードウェアでした。
基本的にはArduino(アルデュイーノ)互換機を使って USB HID デバイスを作るという、 経験している人にとってはたいしたむずかしくもない話です。
その時に話したメンバーの一人は、私が社会人になった時からたいへんお世話になった人で。コンピュータ関連にとにかく詳しい人であり、趣味関連でもいろいろ相談にも乗ってくれるという、いろんな意味で頼れる先輩でした。しかし、残念ながら2月に会った時から1ヶ月も経たずに突然亡くなくなってしまいました。
次に会った時にはこのハードウェアを見せて自慢したかったんですが、それも叶わず。たいへん残念です。
まあそんなこんなで、出来上がったデバイスの話です。実はこの文章も Google ドキュメントの音声入力と作成した補助デバイスを使って入力しています。いろいろ修正しなくてはならない部分もありますが、トータルで見てもかなり使えるものになってるなあと思っています。
テキストの入力については、すべてGoogleドキュメントにおまかせなのでハードウェアが介在する必要はまったくありません。必要となるのは句読点の入力。Googleドキュメントでは句読点の入力ができないので、そこをハードウェアでカバーするという感じです。
キーボードから句読点を入力する場合は、「、」を打ってEnterキーで確定するという感じで、2ストロークが必要になるんですが、今回作ったハードウェアではボタン一発で入力できるようにしています。
句読点とあとは改行の入力ですね。これに関しては単にEnterキーの入力を一発入れるだけで OKです。
それから、音声がしばらく入力されないと、音声入力がオフになってしまうのですが、次にオンにするのがShift+Ctrl+Sという感じでめんどくさいので、それを簡単にするようにボタン一発でオンオフできるボタンもつけました。
気になるのは、漢字を開く(ひらがなにする)かどうかといったところですか。例えば「イロイロ」と言うと「色々」というふうに入力されてしまうんですが、個人的にはひらがなの「いろいろ」にしたいところです。
この辺は趣味とか経験とかもあるのでまあそれこそいろいろあるわけですが、この辺をIMEの学習みたいな感じでうまくいかないのかなと思ったりもしますが、その辺まだよくわかりません。
とりあえず入力してから内容を吟味しながら修正するという感じでやっているんですが、その作業は、キーボードから入力する場合も同じ。トータル的にやっぱり音声入力を使った方が、早いんじゃないかなという感想です。
そういえば、動画をアップした後に Twitterで検索していたら、勝間和代さんが音声入力をいろいろ試していることを知りました。結果的には Google ドキュメントを使うがいいという風になっていたようです。句読点についてもいろいろ苦心したようなのですが結果的には、句読点の入力を諦めるというような結果になっており、なかなか興味深い内容となっています。
最近のはこれとか、
しばらく音声入力を、Googleの音声入力に統一してみる方法を試してみたいと思います。 – 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
これとか。
結局、なんだかんだ言って Google 音声入力で一気に入力してしまうのが、ブログの更新も原稿書きも一番早くて楽だということがわかりました – 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
カテゴリ的にはこれ。
音声入力 カテゴリーの記事一覧 – 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
あとは音声入力のデバイスについて。最初は音声入力にノート PCの内蔵マイクを使ってたんですが、それよりスマートフォンで使っているBluetooth接続のイヤホンのほうが効率がいいんじゃないかと思ったりしてます。ていていのBluetooth接続のイヤホンはマイクも内蔵しており、しかも部のノイズを拾いにくいようなんで、こっちを使うほうがいいっぽいとか。
今試しに使っているのは、これとかこれとか。
でもって、補助デバイスに内蔵したArduino互換機はこちらを使っています。USB-HIDデバイスになったり、USB-MIDIデバイスになったりする、いかしたやつです。
そんなこんなで、しばらくは音声入力を使っていろいろ試したことを書いていこうかなと思っています。よろしくお願いしまーす(音引きが入力できなかったので、キーボードで入れました)。
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