真心ブラザーズのライブ、イン渋谷クアトロ。CDに参加してるゲストが来たらいいなあ、という淡い期待ともに。
で、ゲストが来た。土岐麻子と、いとうせいこう。ラッキー。さすが、東京。行ってよかった。
で、いとうせいこう&土岐麻子参加の「M.C. Sakuの今夜はラップでパーティー」。タイトルはふざけているけど、サウンドは本気。しかもラップもけっこうまともなM.C. Sakuこと桜井。コーラスは土岐さんで、最初から登場。いとうさんは途中からラップで乱入(って、よく昔言われたフレーズ)。
グルーブ感ってのとは違うんだけど、独特のラップのいとうさん。ぜんぜん昔と変わってない。っていうか、この時代に生でいとうさんのラップを見られるとは思ってもみなかったよ。
で、その後、土岐さんがはけて、真心の二人といとうさんのトーク。まさにヒマラヤだ。トーク内でも語られて炊けど、3人でトークするのはヒマラヤ以来、とかなんとか。当時はいっしょに音楽をやることがあるとは思ってもいなかったとか。YO-KINGいわく「それはあえてタブーにしてきた」とか。「いや、音楽やろうなんて話出たこともなかったじゃん」と返すいとうさん。おもしろいな。あいかわらず。
でもって、いとうせいこうの「東京ブロンクス 」を真心+MB’sの演奏で。生演奏ってのもよかったなあ。
「東京ブロンクス」は「いとうせいこう&TINNIE PUNX」名義のアルバム「建設的」に収録されている曲だ。リアルフィッシュの「ジャンクビート東京」の姉妹曲ぽいやつ(ほぼ同じ歌詞になってる)。っていうか、どっちが先なんだっけ?
「ジャンクビート東京」はリアルフィッシュの「4(When the world was young) 」に収録されているやつ。当初は12インチシングルで発表後、そのアルバムにも収録された。
サザンの桑田佳祐もラップで参加してて、けっこう話題になったと記憶している。私が実際にそれを聞いたのは後追いだったけどね。
まあ、そんなこんなでとってもとくした感じの2008年のクリスマスちょっと前、でした。
そういえば、東京以外の会場ではいとうさんのラップパートをベースの一郎くんがやってるんだそうだ。そっちもぜひ聞いてみたい。
で、練習用にこのオケでやりますからといとうさんに渡された音源にもその一郎くんのラップが入ってて、いとうさんは「邪魔なんだよ」って言ってたのもおもしろかった。確かに最初からラップが入ってちゃ(しかも他人が歌ってる)練習には適さないよな。そんなこんなで。
コメント
「東京ブロンクス」を聴いて衝撃を受けた戸田誠司氏が「ジャンクビート東京」を制作した、という流れだったと記憶してます。
おおすかさん。ナイスな情報ありがとうございます。
これからいろいろ調べる手がかりにもなりそうでうれしいです。