「笑っていいとも」にゲストとして作詞家の湯川れいこが登場。いろいろおもしろい話が聞けてうれしかった。
彼女が作詞したなかで、今、聞いても恥ずかしいという曲をクイズ形式で当てるというゲーム。
候補は
- センチメンタルジャーニー(松本伊代)
- 涙の太陽(安西マリア)
- 恋に落ちて(小林明子)
トークでは、各曲の秘話的なものも紹介。
「センチメンタルジャーニー」
デビュー前の伊代ちゃんのために書いた。当時は、「『歌詞の中でもキスをさせないで』という制限があった」というアイドル曲ならではの話も。
珍しく詞が先。
これに筒美京平先生がぴったりはまった曲を書いてくれた。
一字一句直すこともなかったとか。
「涙の太陽」
元は英語で書いた。
エミー・ジャクソンのデビュー曲として書かれた。
アメリカの曲という「インチキ」な触れ込みで売り出したというおなじみのトリビアとともに紹介。
R. H. Riverという名前で。
日本語詞は安西マリアのデビュー曲として。
「恋に落ちて」
もっとも時間のかかった渾身の歌詞
「ダイヤル回して手を止めた」という歌詞があるのだが。
ダイヤルがプッシュにかわるタイミングで、プロデューサーが「今、これをやったら」恥をかく。
でも、プッシュだと「手を止める」ことがないということで。などなど。
で、正解は。
「涙の太陽」
原詞は女の子の名前がだーっと羅列してあるようなやつ。ナンシー&パッツィーとか。
アメリカに行く飛行機の中で英語で15分で書いた。
英語が苦手なので、そんなにうまくかけるわけではない。
などなど。そういえば、英語詞はそんなんだったなあ。SANDIIバージョンで知ったんだった。
そのへんの話は「 メロン記念日『涙の太陽』とサンディーの話」に書いたんだった。
「涙の太陽」を紹介する際に、その後、「田中美奈子さんやメロン記念日がカバーして」という。「メロン記念日」!
ちゃんと本人もカバー版の存在を知っていることに驚いた。まあ、その後、美誘伝の曲を書いているので、そんなに不思議でもないか。
また、川本真琴バージョンの話はなし。CD化されてないから出なくてもしょうがないか。「また、リバイバルが進んでるみたい」とか、今後も同様のカバー企画がありそうなことも言ってた。さて、今度は誰が「涙の太陽」を歌うんだろうか。ちょっと楽しみ。
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