湯川れいこが15分で書いた恥ずかしい曲とは?

「笑っていいとも」にゲストとして作詞家の湯川れいこが登場。いろいろおもしろい話が聞けてうれしかった。
彼女が作詞したなかで、今、聞いても恥ずかしいという曲をクイズ形式で当てるというゲーム。
候補は

  • センチメンタルジャーニー(松本伊代)
  • 涙の太陽(安西マリア)
  • 恋に落ちて(小林明子)

 トークでは、各曲の秘話的なものも紹介。
松本伊代 BOX [DVD]「センチメンタルジャーニー」
 デビュー前の伊代ちゃんのために書いた。当時は、「『歌詞の中でもキスをさせないで』という制限があった」というアイドル曲ならではの話も。
 珍しく詞が先。
 これに筒美京平先生がぴったりはまった曲を書いてくれた。
 一字一句直すこともなかったとか。
マリア登場~涙の太陽「涙の太陽」
 元は英語で書いた。
 エミー・ジャクソンのデビュー曲として書かれた。
アメリカの曲という「インチキ」な触れ込みで売り出したというおなじみのトリビアとともに紹介。
 R. H. Riverという名前で。
 日本語詞は安西マリアのデビュー曲として。
恋におちて「恋に落ちて」
 もっとも時間のかかった渾身の歌詞
 「ダイヤル回して手を止めた」という歌詞があるのだが。
 ダイヤルがプッシュにかわるタイミングで、プロデューサーが「今、これをやったら」恥をかく。
 でも、プッシュだと「手を止める」ことがないということで。などなど。
 で、正解は。


「涙の太陽」
 原詞は女の子の名前がだーっと羅列してあるようなやつ。ナンシー&パッツィーとか。
 アメリカに行く飛行機の中で英語で15分で書いた。
 英語が苦手なので、そんなにうまくかけるわけではない。
 などなど。そういえば、英語詞はそんなんだったなあ。SANDIIバージョンで知ったんだった。
 そのへんの話は「 メロン記念日『涙の太陽』とサンディーの話」に書いたんだった。
涙の太陽 「涙の太陽」を紹介する際に、その後、「田中美奈子さんやメロン記念日がカバーして」という。「メロン記念日」!
 ちゃんと本人もカバー版の存在を知っていることに驚いた。まあ、その後、美誘伝の曲を書いているので、そんなに不思議でもないか。
 また、川本真琴バージョンの話はなし。CD化されてないから出なくてもしょうがないか。「また、リバイバルが進んでるみたい」とか、今後も同様のカバー企画がありそうなことも言ってた。さて、今度は誰が「涙の太陽」を歌うんだろうか。ちょっと楽しみ。

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