映画『ヒミズ』とドラマ『白暮のクロニクル』を見た。どちらにも矢柴俊博と光石研が出ているのだった。あと、たまたまだけど、『白暮のクロニクル』はクリスマスの時期の話なのだった。
休みを映像消化にあてる。『白暮のクロニクル』は先々週からちょっとずつWOWOWオンデマンドにて。『ヒミズ』は今日見た。
『ヒミズ』は染谷将太のうまさにびっくりした。うまいとは思ってたけど、これまで比較的コミカルな役しか見てなかったかも。とにかく存在感がすごい。ほんとにそういう人。そこに存在している人。でもって、若い時は美少年だったんだな。今はとぼけたキャラクターが前面に出ているように思ってたんだけども。とにかく圧倒された。
そして、二階堂ふみ。すごいかわいかったり、真逆だったり。表情が変わる。エキセントリックな面もあるんだけど、ピュアなもうひとりの主人公を魅力的に演じていた。より好きになった。
いずれにしても今さらではあるんだけど。
で、矢柴俊博。『ヒミズ』ではいけすかない教師。『白暮のクロニクル』では映画のプロデューサー。いろんなドラマや映画でとにかくよく見る俳優だ。今回やっと名前覚えた。
光石研は『ヒミズ』では主人公染谷将太の父親。ほんとろくでもない。暴力的。たまにこういうとにかく悪い役をやる。それをリアルに演じる。いつもはとてもいい人の役なのに。とんでもなくうまい。いつもいつも。
紅白歌合戦の星野源の「地獄でなぜ悪い」歌唱。NHKがオファー。で改めていろいろ話題になっている園子温監督の『ヒミズ』。このタイミングでちゃんと見ようと思って。震災のパートはとってつけたような感じに思えた。今のタイミングだからかもしれないけど。当時なら違ったのかなあ、とも思うけど。
あと、『白暮のクロニクル』の感想。主人公の二人が魅力的。雪村魁を神山智洋(WEST.)が演じるのだが、ミステリアスな雰囲気がなかなかよい。さらに惹かれるのがバディの伏木あかり役の松井愛莉。コメディエンヌっぷりが決まっている。困ったようなとぼけたような表情が秀逸。目が話せない。背が高いってのも起用の理由なんだろうな、と原作について調べて思った(原作は見てない→読んでみたいと思った)。
とりあえず思ったことを書き留めようと思った。どっちも記憶に残る作品だ。
とか書いてる途中で◯◯が死んだ。びっくり。あと、『白暮のクロニクル』の工藤遥もすごくよかった。
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