映画について、あの中川が語る

 おいらは映画について語る言葉を持たない。というのも。
 あまりにも映画を見ていないからだ。映画をよく見るという知人・友人に「それじゃだめだよ」とかいわれる始末である。これは趣味をどうこう言ってるわけではないのだ。あれについて語るなら最低限はあれを。みたいなのがあるが、そういう話でもない。いや、半分くらいはそう(意味不明)。
 とにかく、映画の感想はあまりにも意味がないものになりがちである。ここに書いてある文章が。
 映画について語るサイトなりblogは数あれど、ここはかなり強力だ。
 中川敬のシネマは自由をめざす! ネタバレ注意!』
 いわずとしれたソウルフラワーユニオンの中川の、バンド公式サイトに設けられた個人ページである。
 発言もそうだが、楽曲もあまりにも政治的すぎる。との批判もある彼ではあるが。逆にこれワールド・スタンダードでは普通。日本人が政治に無頓着すぎるのだ。という話もある。
 でもって、日本のロックバンドは、身の回りの小さなことばっかり気にしすぎ、そんな小さな幸せだとか、過去へのノスタルジーばっかりで生きてるんじゃねーよ、と、おいらは思う。極端に彼らがどうこういわれる表現手段をとっているようには思えない。
 あっ、関係ない話になってきた。
 で、ここで挙げるのはその中川の映画評ページである。 これがびっくりするほど充実しているのである。
 つっても、映画をあんまり見てないおいらにはそれをどうこういうすべもないわけだが。
 でも感想。かっちりと書かれた文章はとても素人のそれとは違う。いや、商業誌のプロよりもうまいのではないか? 歴史的・政治的背景への言及はもちろんのこと(といっちゃあれだが)、映画史への造詣の深さを感じさせる文章でもある。映画のストーリー説明だけでもちょっと涙があふれてくる感じのもあったりするのである。
 意外なことに(?)blog関連の話への言及もあり。当然、題材は『華氏9.11』。町山智浩氏の、おそらく彼のblogに書かれた記事を引用した文章(いや、ネタ元はTV Brosかもしれないが)も見受けられる。
 中川の新しい一面を見た思い。年末恒例のライブが見られないのが残念である。突然おいらの個人的な話。その日は別のライブがあるのだ。クリスマス時期はいろんなのがあってたいへんだ。
 突然こんなことを書いているのは。
 NHK『トップランナー』の再放送、ウルフルズの回を見てたら、サポートキーボードがソウルフラワーの奥野だったからだ。いや、違うかもしれん。奥野にそっくりなキーボーディストがサポートだったこともあったので。で、番組のトーク部分はほとんどジョン・B・チョッパーこと黒田(とメンバーは言ってた。あやふや)復帰の問題について。黒田は自分が休んでた期間にTVでウルフルズを見て、サポートのベースについて「なんか違う」みたいなことを感じてたらしい。失礼な話だ。当時のサポートのベースは。佐久間正英だったこともあったな。確か。この人、有名音楽プロデューサーである(いう必要もないと思うが)。あと、イチローくんがやってたこともあった。『明日があるさ』で紅白歌合戦に出たときである。イチローくんは真心ブラザーズの黄金期を支えたサポートベーシスト(っていうか、ライブの公式メンバー)であった。YO-KINGのアルバムでもプレイしてたはずである。まあ、それでもジョン・B・チョbパーの復帰はファンもメンバーも歓迎してるようだし、成果も出ているのである。おそらく。ウルフルズは別にファンでもないんですが、歌を聴くとさすが、と思ってしまう。安心して見られるロックバンド、なのである。あれ、これはほめ言葉になってないか。でも、ちゃんとエンターテインメントができるロックバンド、なのである。それは感じる。あと、リーダーであるウルフル・ケイスケが言ってた話。「ウルフルズはずっと続く」「焼き鳥屋ウルフルズになってるかもしれないけど」。これはスナック「カンニング」みたいな話ですか?
 『SOUL OF どんと 2005 〜 どんと トリビュート soul show』というイベントが来年1月30日にあるのですが。先行予約取り忘れました。今週土曜日一般発売です。やっぱり行くしかないと思われます。あー、ぐだぐだ。
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