秋葉原UDXにて約3時間半。
内容はこんな感じ。
What’s the SONAR 7 <New Product Review>
【出演予定】 Brandon Ryan
(開発元デモンストレーター)
SONAR7で音楽制作をはじめよう!!
【出演予定】 藤本健、井桁学
最強ボーカル・プロセッサ「V-Vocal1.5」実践講座
【出演予定】 西脇辰弥
三原 重夫のここが知りたい!
~ ワンランク上を目指すミキシング&マスタリングと新技術紹介 ~
【出演予定】 三原重夫 他
最後のやつは三原重夫 に加えて、中村文俊も出演。スガシカオなどのエンジニアやってる人。三原重夫同様、サンレコではおなじみの人だ。
三原さん、20年ぶりくらいに見たよ。やせてるな、あいかわらず。
で、機能についてはかなりすごかった。MIDI関連機能のグレードアップ、というか使い勝手の向上がかなり魅力的に思えた。トラックウィンドウでトラック内のピアノロールの一部が拡大できて(虫眼鏡で見てるみたいに)、そこでそのままエディットができる。ツールを切り替えずに、ノートの移動や伸ばしたり縮めたり、カットしたり、とかいろいろできるのも便利。とかいろいろ。
ソフトシンセ関連では、シンセのプログラムがよくできてる。音だけでなくて、アルペジイターやシーケンス込みみたいになってるのが多かったのも印象的。1ノートをキーボードで抑えるだけでフレーズが鳴るってのは、ノンプレイヤーにはありがたそう。テクノ、エレクトロニカなんか簡単に作れそう、って言っちゃうとあれだな。そっち方面の人に怒られそうだ。普通のロック、ポップスにこういうフレーバーを簡単に入れられる便利機能って考えるといいかもしれない。専門外分野もOK、って具合で。
V-VOCALのデモは楽器フェアでも見たんだけど、今回はより充実した内容。さすが、西脇さん。話もおもしろかった。デモに使われたボーカルトラックはゴダイゴのトミー・シュナイダーの娘さん、シャンティという人によるもの。この人に一発で歌ってもらった(つまり慣れてない状態で、曲も直前まで知らなかった曲)トラックのクオリティをどんどんあげてく。
AUTO-TUNEでは短い単位でクリップ分割してかけてなくちゃいけないけど、V-VOCALなら4、5分くらいの曲をまるごと処理できるって言ってた。
ピッチをスケールに一発であわせたり(たとえば、Cからずれた音をCに全部自動で合わせる)、タイミングの修正したり。音程はもちろん個別に調整もできる。
ビブラートみたいな音の振幅を狭めることもできる(LFO機能)。意図したビブラートじゃなくって、ピッチが不安定になった部分を、たんにまっすぐにするんじゃんなくって、振幅を縦方向(音程方向)に狭めることで不自然にならない(機械っぽくならない)ってことだった。これは納得の出来。目の前でどんどんよくなってくのは感動した。
さらに、この1本のボーカルトラックからコーラスパートも作っていく。また、単に移調するんじゃなくって、1音1音ハーモニーを考えて作れる。メインとコーラスパートが同じ音程の部分でも、前述のLFO設定を変えることで、しっかりと別のパートとして歌ってるように聞かせられるってのはびっくりした。さらにメインボーカルがサビ部分で前の小節に食ってる部分を、コーラスはきっちり小節頭にタイミングをずらしてた。コーラスはしっかりと歌ってるけど、メインボーカルはエモーショナルに、みたいな演出がなされてた(これはそうは言ってなかったけど、結果的に)。
つかれた。あとは覚えてたら、明日以降で。
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