サマーウォーズ見てきた。もう、現実の世界は実写ドラマじゃないのがもったいない、って思ったのが一番の感想。せっかくいい俳優を連れてきたのに、声だけじゃもったいない。実写でだいたいいけそうじゃん、あれ。でっかい装置と爆発くらいのCGはいま、そんなにむずかしくないんでしょ?(なにもしらずに言うけど)
それはそれで。一番笑ったシーンはわりと前半。以下、ネタバレあり。
この映画。現実の世界とは別に仮想空間みたいなところが出てくる。OZという世界。これが現実ともリンクしてて、あらゆる公的な手続きなんかもそこで行える。まあ、それはYouTubeで公開されてる映画の冒頭を見ただけでも十分に世界観がわかるはず。
「サマーウォーズ」 本編オープニング(5分バージョン)
で、主人公(神木隆之介が演じる)のOZにおける仮想的な体(アバター)のキャラクターデザインがかわいらしい。
それは顔が3つの円でできている。円でできた顔の上、左右に2つの円が左右についている。それはまるで耳のように。
そのアバターがのっとられる。たぶん、悪いやつ。で、そのアバターがOZ内でいろんな悪いことをする。
盛り上がる波の上で棒を振ったら、いろんなものが飛びあがる(記憶あいまいだけど)。
これはディズニー「ファンタジア」(リンク先はWikipedia)におけるミッキーそのものの動き。
そう、このアバターはミッキーマウスをモチーフにしたように見えるのだ。以下、にせミッキーとする。
正体がばれた時点で、にせミッキーはこれまた悪い顔になる。まあ、悪い顔なんだ。まさに「にせもの」。
で、そのにせミッキーは、わるいやつなので、主人公側の正義の味方なアバターにボッコボコにされる。
にせものがボッコボコにされるのはたいへん爽快だ。
そういえば、このアバター。悪いやつにのっとられる前はとってもかわいいんだ。
Web上から拾ってくると問題がありそうなんだけど、似たような画像は見つけた。こんなやつ。
かわいいよねえ。なお、この画像を拾ったページには「マウスくん保護運動」というタイトルがついていた。リンクもそこです。
本物とかニセモノがどうこうっていうよりも、なんかかわいいキャラクターがないことにされちゃったから、ニセモノを代わりにボッコボコにしてやるよ。そういう映画なんですよね。
うそだけど。順番めちゃくちゃだし。
そういえば、Dob君というキャラクターがいる。「いた」と言ったほうが正確か。
90年代に好きだったバンドDate of Birthのキャラクターだ。そのへんの話は「ふたりのDOB君」(from ex)にも書かれている。
Dob君が登場するゲームが収録されたCDアルバムも持っていたはずだ。あとで探してみよう。
タイトルは「La Lu La Roo」。
発売は確か97年で、世界初のエンハンストCD(CD-Extra?)という触れ込みだった。
そうそう。97年といえば、CDプラスとかエンハンストCDとか、CDエクストラとかそういのが盛り上がってた時期でもあった。もう、どれが正式な名称になったかさえ忘れてしまった。
データCD-ROMとCD-DAのミックス。そのフォーマットで日本のレコード会社もいろいろ試行錯誤していた時期。
当時かかわっていた雑誌の付録をエンハンストCD仕様にしたいということで、ソニーの開発の人とか、メディアのプレス会社の人とかにヒアリングしたんだった。規格についての解説記事も作った気がする。
ああいうところでやってたのはすべて今ではインターネットで実現できるんだよなあ、って話をしたのはもう10年くらい前か。DirectorとかShockwaveとかでさえ、もう存在しないのといっしょだもんなあ。
最初とはぜんぜん違う話になってきた。久々。
追記。こんなのも見つけた。
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