ROLI BlocksをMIDIコントローラーとして使うのに必須のソフトウェア、ROLI Dashboardが、ある時からおかしくなった。バージョンは4.3.1。ROLI Connectでボタンひとつで簡単にバージョンアップできるので、思わずやってしまったのだろう。いつからおかしかったかはわからない。秋頃だったと思う。症状は、一部のAPP(パッドの動作、デザインの設定を保存したもの)がロードできなくないというもの。それがやっと解決した。
この夏、Dynamic ControlsというサードパーティのAPPを見つけ、とても便利に使っていたのだけど、それが使えない。これは大問題。Dashboardにもともとあるプリセットも一部はロードできるのに、一部はだめ、という具合。
しかも、Dashboardを起動した際にROLIハードウェアドライバーがない、とか言い出す。調べてみると、ドライバープログラムを別途起動すれば解決するとか。そんな馬鹿な。確かにROLIのサポートに書かれてる手順を踏めばデバイスを認識するようになる。しかし、これまではそんな手間は必要なかった。
ともかく調べる。ロードできない問題と一見関係なさそうだけどこれが対処方法となった。
Please run Roli Hardware Driver
以下に日本語訳で引用する(Chromeの翻訳で)。あっ、Windowsの話です。
ROLI StudioPlayerとROLIConnectを終了し、タスクマネージャーの[サービス]タブでROLIハードウェアドライバーが実行されていないことを確認します。次のフォルダーをすべて削除します。
C:\ Program Files \ ROLI \ ROLIハードウェアドライバー
C:\ Program Files \ ROLI \ ROLI Connect
C:\ rpkg
C:\ Program Data \ ROLI Connect
C:\ Users \ USERNAME \ AppData \ Local \ rpkg
C:\ Users \ USERNAME \ AppData \ Roaming \ ROLI Connect
C:\ Users \ USERNAME \ AppData \ Roaming \ ROLI \ ROLI Connect
C:\ Users \ USERNAME \ AppData \ Roaming \ ROLI \ Shared
ROLI Connectのv1.0.6を再インストールし、ROLI StudioPlayerのインストールと起動を試みます
これをやる前に、ROLIの Connectを正規の手順でアンインストールしておいた。rpgkって名前だけではROLIのアプリが作ったとは思えないところがひどい。そういえば、さらにその前にROLI Dashboardのアンインストール、インストールもしてたんだけど、関係なかった。
まあ、そうは言っても解決してよかった。ドライバーソフトウェアと称するプログラムを別途起動する必要はなくなったし、サードパーティのAPPもロードできるようになった。これまではこんなひどい状態にはならなかったのになあ。JUCE身売りの件とかも関係あるのかなあ。いや、ないか。とか、いろいろ考えたりもしましたよ。
ともかく、これでまたBLOCKSを存分に活用できるようになった。ありがとう、ROLI。そして、Dynamic Controlsは最高だ。
Dynamic Controlsには2つのAPPが含まれる。Lite版とそうじゃないやつ(便宜上フル版と呼ぶ)。上記はLite版を使ったもの。シンプルに矩形のボタンを配置してノートを割り当てられる。好きなアサインでフィンガードラムやりたいならこっちでいいと思う。もちろん、色やMIDIチャンネルも変えられる。ベロシティをFIXする設定もある。強くヒットするのがつらいでFIXにしている(ビデオ作成時は手首骨折して治療中だったので特に)。
もうひとつのフル版はフェーダーとかXYパッドも自由に配置できる。それが下のビデオ。
これがDynamic Controlsのデモビデオ。
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