この話、とってもおもしろかった。わかりやすいし。
ナベプロと著作権とYouTube (【B面】犬にかぶらせろ!乃風)
現在の著作権料の支払いの構造にナベプロが関係していたという話。音楽に関しては、レコード会社から芸能プロダクションに主導権が移っていくところがドラマ『ザ・ヒットパレード』でも取り上げられていたので、なるほど、と興味深く読んだ(このドラマの感想については『ザ・ヒットパレード』の陣内孝則が植木等に似すぎで書いた)。
で、冒頭にリンクしたエントリに
「原盤権をレコード会社以外が所有して出た楽曲が「スーダラ節」なのか「バラが咲いた」なのかその辺の良い資料を知っている方がいたら教えてください。」
とあるんだけど、どっちもってことはないのかな? そういう話じゃないのか。最初にやったのは?っていう意味だったら『スーダラ節』だと思うんだけど。前述のドラマによれば。
記憶定かじゃないので、自分のエントリも読み返してみたんだけど、詳しくは書いてなかった。まあ、あのドラマのネタ元はそれこそ『ナベプロ帝国の興亡』かもしれないのでやっぱりわからないのだけれども。
__ 著作権に関しては数年前に『サンレコ』で連載されてた記事が詳しく、そしておもしろかった。これでかなり勉強したものだ。書籍化されてるのは『よくわかる音楽著作権ビジネス』になるのかな? アーティスト側の契約に関する注意みたいな話がデビューを目指す「ケンゾウくん」という登場人物目線で語られるお話パートみたいなのが各章の導入部にあるので、かなりわかりやすいです(Amazonより詳しい目次は紀伊国屋のページに載ってました。やっぱりあの連載で間違いないみたい)。
そういわけで、友達にドラマ『ザ・ヒットパレード』を録画したやつを貸す約束をしてたのを思い出した。来週会うときに渡すことにします。っていう伝言でした。
コメント
こんにちは。犬にかぶらせろ!のgotanda6です。情報ありがとうございます。上記の本は役に立ちそうなので注文しました。ナベプロのドラマはうっかり見逃したんですが、多分『~の興亡』がベースになってそうですね。いろいと助かりました!
お役に立ててうれしいです。
続き(みたいなもの)も書いてみたのでよろしければ。
「『ザ・ヒットパレード』の参考文献」っていうエントリです。こちらはあまり役に立たないと思いますが。