東京・初台のオペラシティで今週末行われているIMSTA FESTAに予定どおり行ってきた。
メディア・インテグレーションのブースではiPhone版AmpliTubeともいえるAmpliTube iRigを見せてもらえた。ツマミの感じもいかにもAmpliTubeでいい感じ。ペダルが数種類用意されてるのだけど、ワウワウはどうするのか? 弾きながらじゃ動かせないじゃないか、と思ったら、傾き検出でやるんだそうだ。すげー。
ハードウェアのオーディオインターフェイスもかっこよかった。小さくてかわいい。楽天では予約受付してるんだね。
ソフトウェア自体はiTunes Storeでも売られるんだけど、iRig(夏発売だって)にはFree版が付属するんだとか。で、アンプやキャビネットはiTSで1個1個追加購入もできると。フル版は19.99ドル。激安! これのためにiPhoneかiPod touchかiPad(!)が欲しくなってことはいうまでもなく。
Singer Song Writerはけっこうなバージョンアップっぷり。見た目はもうぜんぜん違う感じ。アレンジパターンのデータベースがあるとかいう話だけど、セミナーが機材トラブルのため、けっこうはしょられちゃったらしく詳細がわからないところ多数。残念。セミナールームの時間がそれぞれ45分程度と限られている(次のが始まるから)ので、こういう場合は本編が縮んでしまうのだ。それでもSONOXのエフェクトはかなりいいということはわかった。
ヤマハの開発者出演のクラウドVSTのセミナーもあり。テクノロジープレビューということだったんけど、それなりにおもしろさは伝わった。VSTプラグインがインターネット経由で動くということで、レイテンシが2秒ほどある。しかし、「Local Processing(だっけ?)」というボタンを押せば、エンジンそのものがダウンロードされ、処理はローカルマシンのCPUで行えるんだそうだ。まあ、エフェクトだからできる(デモはリバーブとPicth Fixなど)ことで、サンプラー的な音源は無理なんだろう。そりゃそうだ。でもモデリング音源ならOKかな?
実際に私たちが使えるようになるにはだいぶ時間がかかりそうというのが印象。WindowsのCubaseでVSTプラグインとして動いているほか、Flashでも動いてるのが確認できた。iPhoneとかiPadでも動いてるという話も。ちなみにヤマハはIMSTAには参加してないのだそうだ。
一方、国内大手メーカーのもう一方のローランドはブースを出展。たぶんじはじめて?(IMSTA FESTAに行くのは今回が2回目なので、その前の回のことは知らないのだ) けっこう充実した展示内容だった。
DJ-TechのブースではiPodシリーズを装着できるポータブルアンプが気になった。コレ持ってストリートライブとかするんだろうなあ。ミキサーも充実してるので、簡易PAとしての実力は十分。花見とかに楽器といっしょに持って行って、なんて夢が広がる。まあ、周りの邪魔にならない範囲で、だけど。iCube 90とかいうやつだった。さらに小さいiCube 50ってのもあったか。けっこう売れてるらしい。
あとは思い出したら書く。とにかくおもしろかった。昼過ぎから最後までセミナー参加とかいろいろで。プレゼントもけっこうあるので(素材集とかクーポンとか)、みなさんもどうぞ。セミナーは予約なしでも見られますよ。予約でいっぱいのとこはむずかしいかもだけど、立ち見もOKだったりするようなので。ということで、IMSTA FESTA2010春のレポートでした。
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