iTunes StoreでiPad版の「Gガイド」がリリースされたそうです。Gガイドといえば、広告が入るEPG(電子番組表)サービスなんですが、このAppも広告入り。しかし、Appは有償提供なんですね、これが。
上記価格は、10月末までのキャンペーン価格。通常価格は250円だそうです。で、このAppを知ったのが以下の記事。まずは、概要も含めて引用。
iPad版「Gガイド」でテレビの視聴スタイルが変わる? – ITmedia +D LifeStyle
iPad版「Gガイド」は地上デジタル放送とBSデジタル放送をカバーする電子番組表アプリ。基本的には8日分の番組データを持つが、一部放送局については「特集番組」機能を使って1カ月先までの上方も参照できる(後述)。アプリの価格は、通常価格が250円。2011年10月31日までキャンペーンとして85円で販売する。
有償なだけの価値があるかってところなんですが、出演者の情報が見られるところなんかはいいかも。
「出演者の写真は、日本タレント名鑑からライセンスを受けたもので、プロフィール欄では生年月日や出身地など簡単なプロフィールも参照できます。さらに人物名を“お気に入り”にブックマークしておくことができます。番組は1カ月に約2500番組ほどありますが、登録しておけば、いつでも出演番組がチェックできます」
あと、このへんもちょっといいと思えるかも。
パナソニックの「DIGA」や「VIERA」に採用されている「注目番組」と「特集番組」の機能も搭載。通常の番組表は8日分の情報しか持たないが、特集番組では対応する放送局は限られるものの、1カ月以上先の番組や特集もチェックできる。例えばWOWOWについては最大45日先までの情報を持っており、特集などはイメージ付きで紹介される。「現在、特集番組で参照できるのは、NHKとWOWOWのみですが、今後もう1局追加する予定です」。
Gガイドに限らず、地デジ対応テレビのEPGは1週間先までしか出ないのが不満だったし(まあ、上記で完全に解決できるわけではないですが)。
で、さらに広告ありなのに有償Appである理由なども語られています。
広告が入るのなら無料で提供してほしいと感じる人もいるかもしれないが、EPGのように継続的なサービスが必要になるアプリを無料化することは難しい。「通常のアプリと違うのは、データ更新が必要ということ。また、アプリ自体は無料にできたとしても、そこに配信するコンテンツは違います。現実問題としてランニング費用は広告モデルでまかなうことになりますが、(無料にできない点は)ジレンマですね」。
うーん。理由としてはこれまた説得力に欠ける気がします。ランニングコストのために広告で継続的に収入を得たいというのはわかるのですが、初期コストとしての有償Appの理由にはなってないような気も。
あと、レコーダーとの連携機能を持たないというところもちょっと残念。
LAN経由でPCから予約とかできるレコーダーもあったりしますよね? そのへんの対応とか。あと、iPadに限らず、このテのデバイスに赤外線通信機能がないこともカンタンにならない理由な気がします。アイ・オー・データ機器のAndroid端末はリモコン代わりになるってのがウリでしたよね? ああいう感じならカンタンに実装できることなのかもしれませんけれども。
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Androidの標準仕様に赤外線通信機能があったら話は楽だったんだろうなあ、とか。GPSがだいたいの端末に載ってるみたいに、ね。赤外線なんてフィーチャーフォンの時代の遺物、って感じなんでしょうか。まだまだ遊べる機能な気はするんですが。
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