買い物からアパートの自室に帰ってくると、下の階の住人がうるさい。
そこの部屋の高校生くらいの息子が、いつも数人の友達を呼んで騒いでいるのだが。今日は一人がすげー叫んだり、半泣きになったり(いや、泣き叫んでるのか)と、ちょっと怖いことになっている。ほかの子たちが、「友達だろ」とか「おまえも友達だから」となだめたり。「そうなのか?」「うるせー」とか、もうそれはそれは。ものを投げてなんかが壊れるような音もしている。突き飛ばしたり、転んだりといった振動も多数。一人だけ泥酔? 夜10時くらいまで騒いでいたか。
その部屋は母親がいたはずなのだが、ここ2年くらい見ていない。出て行ったのかなあ? 息子おいて。んなわけないか。あの息子が稼いでいる雰囲気はないのである。で、朝となく深夜となく高校生くらいの子たちが集まって騒いでるんである。
先週は新聞の集金が来てて普通に対応していたように見えたので、お金はあるようだ。むー。出て行った親が定期的に振り込んでるとか? 不明。
この家族(何人残っているのか不明だが)。ちょっとおかしそうである。これも2年ほど前なのだが、アパートを管理している不動産会社から電話があり。「下の部屋の方がどういう方かご存知ないですか?」という。こちらの返事をまたず、「でも○○さん(おいらのこと)はお勤めで昼間は普段家にいないから知らないですよねえ?」といって勝手に話題を打ち切ったのである。「じゃあ、けっこうです」と言い残して。おい、こっちはほとんど返事もしてませんよ。うわー。それ気になるよ。
下の部屋は1階で。一応ちょっとした庭があるのだが。3年ほど前に本棚などが捨てられてあり、それが1年くらいで朽ち果てた。その後、今年の春には学習机が捨てられ、それも現在は朽ち果てているのである。ゴミも散乱しまくりだ。
何が起きてるんだ? 下の人。おいらは大丈夫なのか? あー、引っ越したい。
おいらがこの部屋でなんかあったら(たとえば、考えたくないが死んでたら)、下の人の仕業だ。と思ってもらいたい。
あと、想像だが、親はすでにそこにはいない。
出て行ったか、庭に埋められたか。
おそらく子供だけで住んでいる。
なんかあの映画を思い出したりもするのである。
でも、隠れているわけではないようだ。
あんなにうるさいわけだし。
住んでいる痕跡はいっぱいある。
コメント
ものすごい話だね。これは連載したほうがいいかも。万が一のときの自己防衛のためにも。
了解。つっても下の息子がこれ見てたら、やぶへびになるね。「こんなこと書きやがってーーー」と激昂されること間違いなし。こわーい。
朽ちた本棚と朽ちていく勉強机。
これらを見たことがある私は、想像してしまう。
朽ちたお母さん。
どこで見たんだ! その
朽ちた本棚と朽ちていく勉強机!
まあ、朽ちたお母さんは見たくないなあ。
あと、警察の人が来て「下の●●さんは?」って聞かれることも想像するな。「●●さんだったら、先月引越しはりましたよ」と答えるのだ。
うそ。それは友近のネタでした。