三線入門教室行ってきた。あまりにも想像と違ってびっくりした。

 川崎のラ チッタデッラで行われていた「はいさいFESTA」というイベントに行ってきた。泡盛飲んだり、ライブ見たり、沖縄の食べ物食べたり、とかいうイベントなのだけど、いろんな入門企画みたいなのもある。シーサーに色塗ったりとかそういうやつ。で、その中に三線の入門教室もあった。45分で500円。
 昨年同イベントに行った時にから気になっていたのだが、時間が合わず参加できなかったのだけど、今回はなるべく早めにでかける。会場で時間をチェック。2回目を受講しようと思い、いったん食事をしたり、そのへん見て回ったり。で、2回目の20分前に行ったら、すでにその回は締め切りとなっている。人気あるのね。ということで、その場でさらに1時間後の3回目の受講を申し込む。
 ということで、ようやっと受講にたどりつく。受講者は15人。上は40代くらい、下は小学生まで。女子高生みたいなコもいる。なんと幅広い。で、先生はマイクなしでしゃべるのだけど、声が聞き取りにくい。みんなが三線鳴らしながらだったりするので、聞こえないことも多いのが残念。まあ、それはいい。
 結果。三線がいろいろ不思議な楽器だということがわかったよ。
 というか、西洋の似たような弦楽器、すなわちギターとはまったく違うのだなあ。まずフレットがない。それはまあ知ってた。実際に触ってみるとそれは思いの外気にならない。意外と押さえられて、思ったような音程が出せる(というか聞き取れてないのかも)。ただ、ネックが細い。握りにくい。親指でネックの後ろに支えるんじゃなくって、ヘッドの付け根を押さえるというのが正しいようだ。
 弦は下(弾く人から見たら奥側)が高音、上(手前)が低音。それはギターと同じ。3弦しかないけど。で、上が1弦で、下が3弦。ギター(ウクレレも同じ)とは逆なのだ。それから、各弦の音の関係もギターと違う。チューニングが違うのは想像してたんだけど、この音の間隔かあ、っていうのがちょっと驚き。1弦(一番低い音)がド、2弦がファ、3弦がド。ドファド。141。意外。さらに音程にはそれぞれ名前がついていて、開放を挙げると、1弦は合(あい)、2弦は四(よん)、3弦は工(こう)。なんのことやらわからん。意味はまったく説明されず。とりあえず、その音名で教えられる。ドレミでいいじゃん! とか思ったりしちゃいけないんだろうな。楽譜も縦書きですよ。漢字が原稿用紙みたいのに書かれてる!
 あと、三線はピックではなく「つめ」というのを使う。

 プラスチック製だったり木製だったりするようだ(教室で使ったのはたぶんプラスチック)。これを指でつまむのかと思ったら、穴が空いてて、人差し指にはめるのだった。指サックみたいな感じ。で、角度がまたむずかしい。見た目とは違う角度。で、それを弦に当てる角度もまたギターとはかなり違う。でかい音を出すため、といの説明。確かにでかい音が出る。これは家では練習できないんじゃね? という音だ。
 まあ、そんなこんなで。ギターをちょっとかじった程度だけど、そんなに苦労せずにできるだろうと思ってたら、これがまったく違ってて、かなりむずかしく感じられた。
 ちなみにお題となったのは「なだそうそう」。45分の練習ではアルバムめくったところで終わった。「ありがとう」ってつぶやけなかったよ。


 あと、はいさいFESTAの模様は、YouTubeでもいろいろ見られる。でも、ライブとか踊りが中心みたい。屋台とかの雰囲気がわかる映像は意外と少ないのだった。とりあえず、見つかったやつを上から適当に。



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