Picasaに顔検出機能があるんだから、YouTubeもそのエンジンを使って勝手に顔ぼかしてくれればいいのに。とずっと思い続けてたんですが、やっと叶ったようです。Twitterで流れてきた情報。ほんとに?と思ったら本当でした。
動画の管理から適当にムービーを選択。「動画加工ツール」で下にある「追加オプション」を押すと「すべての顔をぼかす」ってのが出てきますよ。
動画内の個人が特定できないようにぼかします。
顔やフレームによっては完全にぼかし処理されないことがあります。プレビューを確認の上、処理が十分でない場合は動画を非公開にすることをおすすめします
っていうのが概要。その先の「詳細」は英語の説明です。残念。まあ、たいしたむずかしくはないですが。
「元に戻せません」なんていう警告も出るんですが、これは別名保存されるってことらしいです(手ぶれ補正とおなjいかと思われ)。このメッセージ、正しくは「顔のぼかし処理は元に戻せません。名前を付けて保存すると、すべての顔を永続的にぼかした新しい動画が作成されます。」です。
で、その効果なんですが、タイトルにも入れたんですが、もうちょっとがんばってほしい、ってのが正直なところ。
街なかですれ違う人なんかの顔はそれなりにぼかしてくれるんですが、もう少し早くぼかし始めてくれないと特定できちゃうよ! と思ったり。また、人形の顔もぼかしてくれたり。
しまいには缶コーヒーの自販機のボスの顔のイラストまでぼかしますよ。それがこの画面。
とりあえず、プレビュー画面が用意されてるので、効果を試してみて納得がいったら保存、っていう手順がとれるので間違いは少ないとは思うんですが。
とにかく、ずっと実装されないかなあと思っていた機能なので、今後もブラッシュアップしてもらえるとありがたいです。つい最近もアップロードしたあと、知らない人の顔が映ってるとまずいかなあ、と編集をし直して(ぼかしを入れて)アップロードし直したばかり。その手間がこのYouTubeの機能でまったく不要になることを願ってます。
旅行での撮影とか街撮りにはうれしいこの機能。ほんとに使える機能になることを祈ってます。がんばって!YouTube!
(追記)
あと、そこはぼかさなくてもいいのに!みたいなこともありそうなので、指定した範囲を除外するっていう機能があるといいかも。自分撮りな人にとっても。
範囲つっても、エリアじゃなくって時間。そのほうが指定も検出も楽そうでしょ。この時点から10秒はぼかしいらいないよ、的な。
でも、3人のうち1人だけぼかさないってことはかなり面倒になりそう。やっぱりいろいろむずかしそうではあります。
こんなのも発見。
YouTube、顔ぼかし機能を発表 人権保護目的で – ITmedia ニュース
また、ぼかしを適用して保存した動画は元に戻せない。
戻せないとはいえ、元の動画を残したうえで、別に新規で保存されるので、そんなにびびる必要はないと思いますよ(削除するチェックを外すのを忘れずに)
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