江戸時代の言葉遊び=ダジャレの話。江戸時代にも駄洒落(だじゃれ)が存在していたわけですが、浅草の路上にそういうのを絵とともに掲示しているところがあります。そのダジャレがおもしろいかどうかは別として、なぜここに掲示してあるのかが謎です。
以下がその写真。右側じゃなくて、絵のある左側がメインです。右側は解説って感じでしょうか。写真ではぱっと見わかりにくいので、テキストも入れておきます。カッコ内は元となった慣用句(?)とかそんな感じです。
子犬の太刀のぼり (鯉の滝登り)
ほうぼうにもふでのあやまり (弘法にも筆の誤り)
しそのうまさも七十五日 (人の噂も七十五日)
種まき助六 (揚巻・助六)
あん汁より瓜があい (案じるより産むが易い)
個人的には、「何言ってるかよくわかんない」(©サンドイッチマン)ですが(というか、オリジナルを知らないやつもある)、当時はこれで爆笑とかしてたんですかね。
揚巻・助六ってのが聞いたことなかったんで、検索してみたら、こんなのを発見。
『助六寿司の「助六」ってなあに?』調査 – ウィふり調査団|freeml byGMO
「歌舞伎の人気演目の主人公で、江戸っ子のヒーローである「助六」の彼女が「揚巻」という名のスペシャル高級遊女なのです。」「助六の愛人の名前は揚巻、つまり『揚げ』と『巻き』。それで、油揚げにくるまれたおいなりと、太巻きが入っている寿司は「助六」と呼ばれているそうだ。」ですって。へー。
というわけで、写真整理中に見つかった2009年の9月11日に撮ったやつを今頃載せてみました。
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