Windows XPマシンが遅くなっていた意外な理由 Googleツールバー?

 久々にWindows XPマシンを起動。データを取り出すために起動するとこれが重くてしょうがない。エクスプローラーの表示すら重い。複数のアプリを起動したら、ウィンドウの切り替えだけでもとんでもなく待たされる。それの原因がGoogleツールバーだったらしいという話。

 サポートが終了し、使っている人はだいぶ少なくなっていると思われるWindows XP。ウチにもXPマシンが1台ある。すでに普段使うことはなくなっていた。サポート切れの前に動作が非常に緩慢になっていたからだ。
 ソニーのVAIO PCG-Z1VEというマシン。CPUはPentium M 1.3GHz、メモリ容量は768MB。元は256MBだったのを増設したものだ。HDDも250MBに換装してある(元がどれくらいかは忘れた)。
 購入当時は速い速いと喜んで使っていたこのマシン。前のマシンでは重くて使い物ならないVSTプラグインが余裕で動くと感動したものだった。その後、2009年に新しいマシンを購入。家族のウェブブラウズ、メール用マシンとして使われることに。それくらいなら問題ない速度だった。しかし、それから3年ほどで徐々に動作が遅くなり、2013年にはほぼ使い物にならなくなっていた。そのタイミングでもう1台マシンを導入したのだった(もちろん、Windows 8マシンだ)。
 とにかく、このXPマシンではスワップが頻繁に発生、HDDへのアクセスで待たされる。さらにウィンドウの描画、再描画もひどくのろい。こんなに遅くなかったはずだ。すでにオーディオ、映像を扱うこともなく。ウェブブラウズくらいなら問題なかったんだけどなあ。
 Windows Updateで徐々に遅くなっていったんだろう。
 そんなふうに思っていた。
 しかし、今回、古いマシンにLinuxでもインストールして遊ぼう、そのためにHDDを空けよう、そう思って整理していたらそうではないことが判明。HDDを空けるといってもデータは削除できない。使わないソフトやドライバを1つ1つアンインストールしていく。
 で、Googleツールバーをアンインストールした途端、体感できるほどに、マシンの動作が軽快になった。いや、ほかのソフトが原因だったのかもしれない。でも、たぶんGoogleツールバー。もう1つ可能性があるとすれば、USBオーディオインターフェイスのドライバ。でもやっぱりGoogleツールバーだと思う。
 そうだよ、これくらいは軽快に動いたんだよ。そう思い、いくつかアプリを起動するのだけど、従来のまずまず使えるレベルに。それはもう感動するほど。
 意外なところに落とし穴。この状態なら、XPのサポート切れぎりぎりまで使えたよなあ、と思ったり。


 で、IEだけが遅かったのではなく全体が遅くなっていたことが不可解だけど、まあ、そういうことにしておこう。
 とりあえず、ネットにつながない範囲なら、ある程度は使えることが判明。Windows 7までしかアップデータが提供されず、Windows 8ではインストールもできなかった年賀状ソフトがあった。それを、このXPマシンで使っていたのだけど、それがまた使えることがわかっただけでもよかった。
 そういえば、ちょっと前にこの年賀状ソフトを使い続けるために、Windows 8マシンにVMWareを入れてXPの余っていたラインセンスを使い仮想環境を構築したのだった。その手間も不要っちゃ不要だったのかなあ、とも思ったり。金払ってソフトのバージョンアップしろよ、という話もあるのだけど、年に1回しか使わないしなあ、と躊躇していたのだった。貧乏だからしょうがない。
 Linux入れる話はどうなったんだよ! という話だが、VAIO Z1ではUSBブートができないことがわかり、面倒になって頓挫。ISOイメージをCDとかDVDに焼くのが面倒で、USBメモリをいろいろ準備したところで、USBブートができないことがわかったのだ。かなりやる気なくした。
 あいかわらずとりとめないまま終わる。


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