ロータリーエンコーダー1個だけのMIDIコン作った

RotaryEncoder 電子工作

 ボリュームは使ったことがあったが、そう言えばロータリーエンコーダーは使ったことがなかった。ということで、シンプルなMIDIコントローラーを作ってみた。

 ボリュームとロータリーエンコーダーは見た目には違いがわからないだろう。しかし、その動作はかなり違う。ボリュームは回し切ると止まるが、ロータリーエンコーダーは際限なく回転する。一つのつまみを複数の機能で切り替えて使い分けるなら、ロータリーエンコーダーにするほうがいい。そうでないと値が飛ぶ。まあ、相対値と絶対値とかいろいろあるので、詳しくは書かない。

 とりあえず、今回作ったMIDIコンのデモ動画。

 左右に回すたびに異なるMIDIノートを発音してる。正確に言えば、NOTE ONとNOTE OFFを出力してる。これは、普段使っているDAWのSONAR(最新版はCakewalkか)のコントロールのため。動画を見れば、なんとなくわかるかと思われ。単にNOTE ONじゃだめで、OFFも送らないとだめっぽい。手持ちの ロータリーエンコーダー搭載市販コントローラーではうまくいかなかった(CCを一発送るだけだとだめだった)。

 ATMega32u4を使ったマイコンを使用。ProMicroの互換品。カンタンにUSB-MIDデバイスになるやつ。AliExpressより数百円で購入。ロータリーエンコーダーのコードはいろいろ試した結果、以下のページにあるものを使った。

ロータリーエンコーダを使う

 割り込みを使わないものも試したのだけど、しっくりした動作にならなかったのでこちらを。ロータリーエンコーダーを回してクリックがあるたびに値が増減するという、感覚的に無理のない感じにしびれました(ほかのはぬるっと増減する感じ。えっ? このタイミングで増減?みたいなのとか)。ありがとうございます。

 これで長尺のオーディオデータの編集も無理なくできそう。
 そして、テープ起こしにもばっちり。

 ケースはこの間買ったタカチの製品、 プラスチックケース SW-85S 。まだスペースがあるので、もう少し操作子を足すことに。続きます。


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