Gmailホスティング(「Gmail for your domain」)の利点とか

 とりあえず、持ってたドメインのメールサービスをGoogleのメールホスティングサービス(でいいのかな?)「Gmail for your domain」に移行してみた。で、メリット、デメリットなんかを書く。GoogleのGmailホスティング 「Gmail for your domain」は個人でもOKだったの続き、っていうか補足。設定方法のメモみたいなもの。
 まず、メリットとして。
 ・Webでメールが見られるようになる(送受信OK)
 ・転送設定が簡単(携帯電話とかに一時的に転送とか。解除も楽)
 ・パスワードの変更が簡単
 ・アカウント追加が楽(これだけ、管理者側の利点か)
 と、ここまで以前のエントリで書いた。さらなるメリット。
 ・スパム対策が楽
 ・転送設定を細かくできる(ルールをいろいろ設定できる)
 こんな感じだろうか?
 デメリットは、やっぱり利用できるメーラー(メールソフトが限られる)ってとこか。
 まあ、セキュリティ関連が厳しいってのはこれまた実はメリットだろ、っていう話になるのだけども。
 あと、Webメールで利用する場合に広告が表示されるってのがあるけれども、メール本文には何も加えられてない(現時点で)ので、それはあまり気にする必要がないと思う。
 最も問題かもしれないのは、このサービスでのメールのやりとりがGoogleに筒抜けかもしれないということ。これについての説明はまだ調べてないけど、やろうと思えばできるわけだよね。とか心配してちゃこんなサービス使えるわけがないんだけれども。
 サーバー側の設定はMXレコードの変更ぐらいか。それが反映されるまで(Gmail側の準備が整うまで)に少々時間がかかる。その間は「Updating」とかいう表示が出る。Webメールユーザーの画面には「メール送信はまだできません」みたいなメッセージが出る。これは30分くらいかな? それから、最初にユーザーがログインしたときには英語のUIなので、「Setting」から表示言語を選択すれば日本語になる。「Japan」を探すんじゃなくて、一番下までスクロールして「日本語」を探してください(Macでも同じかなあ?)。
 クライアント側の設定はGmailのアカウントで多少経験があったのだけど、やっぱりちょっとは時間がかかった。Outlook ExpressなどのOS付属ソフト用の設定ソフトがあるっぽいけど、これもGmailアカウント用なのでたぶん追加設定とか修正が必要な気がする。アカウントは通常、username@gmail.comを設定することになるけど、ホスティングの場合は@以下をそのドメインにしなきゃならないのは当然として。
 Becky(Windows用のシェアウェア)の場合、「POP3S」「SMTPS」をONにする(昔のバージョンだとこれがない)のが必要なほか、詳細タブのSMTPポートを「587」にする必要があった(POP3のポートは自動で変更されたものでOKだった)。それから「SMTP認証」も必要っぽい。「CRAM-MD5」「LOGIN」をONにした(いずれかがOFFでも送信不可)。あと、「SSL/TLS関連」は受信用「over SSL 3.0」、送信用「STARTTLS」にして。「ESMTPを使用」ってのは関係ないっぽい。
 ってな感じでしたよ。英語のドキュメントを読みながら試行錯誤した結果でした。


 ついでに。メールアカウントを提供してる友達へのメールのダイジェストを。問題ありそうなんで、自前のドメイン名はexample.comに変換してます。ちなみに相手は京ぽん(京ぽんではSSLありでPOP、SMTP不可っぽい)。
————————————————————
 メールサーバーをGmailに移行しました。
今後はうちのサーバーではなくて、Gmailのサーバーにメールが届きます。
とはいえ、これまでのメールがまだウチのサーバーにある可能性があるので、
まずは従来どおり、メールソフトで受信作業を行ってください。
これで、ウチのサーバーに来てたメールはすべて受信完了となります。
本日21:00以降のメールはGmailのサーバーに着いているはずです。
次に以下のURLにアクセスしてください。
http://mail.google.com/hosted/example.com/
で、アカウントは従来どおり、パスワードは一部従来と同じ。
それでログインしてください。
そうすると、たぶん、英語の表示なので、まずは右上の「Setting」から表示言
語を「日本語」に直してください。
とりあえず、これでWebメールでexample.comのアカウントが利用可能になった状
態。
これまでどおり、メールソフトで送受信するには「設定」から「メール転送と
POP 設定」を選択。転送のところは無視してその下。POPダウンロードで「すべ
てのメールで POP を有効にする (ダウンロード済みのメールを含む) 」にして
ください。
でもって、メールソフト側の設定はその画面の「3.メールクライアントを設定」
を参照。自分のメールソフトのやつ見ておいてください。
さて、メールクライアントの設定で注意が必要なところがあります。
アカウント名には「@example.com」を加えてください(以前はアカウント名だけだったはず。
また説明画面には@gmail.comをつけろとありますが、実際は@example.comをつけ
ます)。
メールサーバーのアドレスが変更になること、ポート番号が変わるところなどを
注意。
一応、設定箇所(汎用)の一覧を入れておきます。
ただし、以下の設定箇所はGmail用なので、一部変更が必要(それは後述)
—————
その他のメール クライアントの設定
次の情報を使用して、さまざまなメール クライアントで POP を設定できます。
問題が発生した場合は、お使いのメール クライアントのカスタマー サポートに
詳細を問い合わせることをお勧めします。
受信メール (POP3) サーバー – SSL を使用する場合: pop.gmail.com
SSL の使用: 有効
ポート: 995
送信メール (SMTP) サーバー – TLS を使用する場合: smtp.gmail.com (認証を
使用)
認証の使用: 有効
STARTTLS の使用: 有効 (クライアントによっては SSL とも呼ばれます)
ポート: 465 または 587
アカウント名: Gmail のユーザー名 (“@gmail.com” を含む)
電子メール アドレス: Gmail の電子メール アドレス (username@gmail.com )
パスワード: Gmail のパスワード
クライアントで SMTP 認証がサポートされていない場合は、Gmail メッセージに
アクセスできません。
* Gmail で POP を有効にした後に [変更を保存] をクリックしましたか。Gmail とメール クライアントの間で通信が行われるようにするには、[メール設定] ページで [変更を保存] をクリックする必要があります。
—————
(引用完了)
まず、
>アカウント名: Gmail のユーザー名 (“@gmail.com” を含む)
>電子メール アドレス: Gmail の電子メール アドレス (username@gmail.com )
ここが違います。
いずれも@example.comを指定してください(@gmail.comじゃないです)。
次。
SSLを有効にすると、ポート番号が自動で設定されるかもしれませんが、
SMTPは465だとうまくいかなかったので、587にしてください(Beckyだけの問題
かもしれませんが)。
これに相当する設定が京ぽんにあるかなあ?
————————————————————
 以上、メール内容。ひどいな。我ながらてきとーで。
 それから。
 DVDレコーダーのリモート予約をしたいって人! たぶん無理だと思うんだよね。これだと。別のメールアドレス(レンタルサーバーから提供されるやつ)をまわすので、それで対処してみてくれませんか>ともだち。リクエストはメールで。不明点もメールやメッセンジャーなどで。それもここに加えていく方向で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました