落語ブームを生んだとかいわれてるドラマ。その再放送が3月に行われてたのだが。それを今頃見る。
あらてめて見ても、やっぱりおもしれー。落語の天才、小竜(こたつ)を演じるのはV6の岡田准一。破天荒なヤクザ(そして話がまったくおもしろくない)の小虎(ことら)はTOKIOの長瀬智也。その二人の師匠を演じるのが西田敏行。ワキを固めるのがこれまた豪華。めんどくさいので、尾美としのり、ってことで。小竜の兄を演じる阿部サダヲがパーマン2号のかっこして松戸から中継してる風景にちょっと笑った(阿部は松戸出身なんだね)。ほんとに松戸の駅前のコンコース(たぶん南口)だった。一瞬だけだったけど。
落語を知ってるとより楽しめる、のであろう。知らなくても楽しめる。問題はクドカン特有のスピードと、場面が変わりすぎるのに付いていけるかどうか。と思う。これが一番の難関か。とりあえず、落語好き(しかも、『タイガー&ドラゴン』を見てない)の友達のためにDVDを作ろうとダビング中。今、再生されてるのは猫にえさをやる皿が高いとどうこういうやつ(てきとーな説明。『猫の皿』ね。で、そこで『子別れ』が振られるんだけど、その話は最後になるのだな。それがまた泣ける)。
っていうか、めんどくさいので誰かDVD買ってくれないか? で、貸してください。っていうか、俺が買うことになりそうな気配。いや、どうだろう。しかし、伏線の張り方がすばらしいな。あいかわらず。で、舞台となる寄席のモデルはたぶん新宿の末広亭だな。今、気づいた。映画『の・ようなもの』はほんとにそこを使ってたけど、このドラマは確かセットなんだよね。金のかけかたが違う。なんつって。
やべー。3時間以上、えんえん見てる。寝てる間にダビングするつもりだったんだけどな。
現実と架空の世界を行ったりきたり、ってのじゃなくって、現実と落語の世界を行ったりきたり。そのへんがときどきついていけない感じもあるんだけど。オチがそれだったりしたのもちょっとなあ、だったんだけども。まあ、それはそれ。これはこれ。わるかないね、なんとかかんとか。おもしれー、とか言ってる間に最終回、っていうかもう朝だよ。あーさーだよー。
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