EVER GREENは英語じゃない

 先週の『ROCK FUJIYAMA』でのできごとだ。
 ゲストはビート・クルセイダーズ。英語歌詞でおなじみ。そのリーダーヒダカ・トオルとギター(名前失念)がゲストだ。
 80年代のアメリカンロックをいっぱいリクエスト。それを聴いて「エバー・グリーンですね」という。
 しかし。
 司会の鮎貝健と、マーティー・フリードマンが、意味わからない、みたいなことを言う。マーティいわく。「緑の木のことかと思ったよ」。
 そんなわけで。「EVER GREEN」という言葉は英語圏の人にはまったく意味が通じないそうだ。
 で、鮎貝健がフォロー。「Timelessですね」。そういうのだな。英語圏では。
(追記)
 通じる国もあるそうです。ネイティブがすべてを理解しているわけではないという話も。詳しくは下のコメント欄にお寄せいただいた情報をご覧ください。というわけで、この記事のタイトルもけっして正しくはないのですね。記録のためにあえてそのままにしておきますが。
(追記終わり)
HIT IN THE USA(CCCD) さらに。マーティーとローリーのレギュラーメンバーとともに、ビークルのメンバーのヒット曲『I was made to hit in America』を演奏(正しくは『HIT IN THE USA』なのかな? だれかフォロー頼む)。
 80年代のヒットソングの数々を交えながら演奏。これはかなり盛り上がる。
 しかし。また、鮎貝健が非情な一言を。
 「まあ、『I was made to hit in America』ってまったく意味がわかりませんが」と。
 確かに、俺の中学生レベルの知識では意味がわからないな。ほんと。
 というわけで、英語歌詞でやってるバンドが必ずしも英語が堪能ではないってことで。心温まる話でした。
 BEAT CRUSADERSって書くよ。


 そんなわけで、ビークルをちゃんと聞いてみたいんだ、俺。まずはどれ買えばいい? アルバム? というわけで友達に振っておく。
 当然ながら。CCCD以外でよろしく。
 俺のステレオシステムはCCCDのおかげで壊れてしまったんだよ。ほんとに。

コメント

  1. だれか より:

    ①I was made hit in America.
    これは受身の文章です。
    誰かに私は何かをされたということで、
    文末の誰々にあたる “by 人” が抜けています。
    なので文末に “by someone”を付け足します。

    ②I was made hit in America ( by someone ).
    さらに、受身から普通の文章に戻します。

    ③Someone made me hit in America.
    ここで、ポイントは2つあります。
    ・make 人 動詞 “人に~させる”
    ・hit in ~ “~に打ち込む”

    上の2つのポイントをもとにしてに訳すと
    ①”誰かかが、私にアメリカに打ち込ませた。”
    となります。

    これを受身に直すと
    ②”私はアメリカに打ち込まさせられた”

    さらに噛み砕くと
    ③”私はアメリカにぞっこんになった”
    という感じかな?

  2. 名無し子 より:

    EVER GREEN、通じる英語圏の国もありますよ。
    定番アイテムの洋服を着ていたとき、
    英語を母語とする方に言われました。

  3. ここの人 より:

    コメントありがとうございます。
    通じる国もあるんですね。
    勉強になります。

  4. 匿名 より:

    “evergreen”はれっきとした英語、「常緑」「衰え知らず」という意味です。辞書にもあります。ネイティヴだって、全ての語彙を把握しているわけではありません。日本の芸能人だってむしろ、ものを知らない、言葉を知らない人が多いでしょう。それと同じことです。また、アメリカ人は特に、なのですが、自分の独自の認識を臆面もなく、まるで教科書に書かれた常識のように語る人が多いです。鵜呑みにしないほうが良いですよ。

  5. ここの人 より:

    >ネイティヴだって、全ての語彙を把握しているわけではありません。

    いろいろ教えていただきありがとうございます。ちょっと本文に追記しようと思います。

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