えー、帰省日記の続き。田舎の親の話だ。長いよ。うらみがこもっているので。一応、PC&DVDの話だ。
2年ほど前に還暦直前の親にPCを買い与えた(この言い方もどうかと思うが)。というのも、姉の息子こと俺の甥っ子が生まれたので、その写真をPCで見られるようにと思って、PCを実家用に買ったのだった。姉はデジカメで甥っ子の写真を撮るので、そのデータをメールで送ればいつでも見られると思ったからだ。姉も親とはかなり離れて住んでるので(俺とはすぐ近くなんだけど)。メールならいつでもやりとりできると思ったのでした。
だがしかし。親はPCの操作を覚える気がまったくない。甥っ子こと俺の親にとっては孫、の写真を見たいというモチベーションはあるものの、PCを覚えようという気がまったくないのだ。正直ショック。
とりあえず、PCにコピーしたデータを、「こうすればいつでも見られるから」と操作方法を教えたんだけれども、
「これはTVに映せないのか?」「この間来た○○君(いとこ)はデジカメの写真をTVで見せてくれたよ」
とかいいやがります。おいおい、デジカメよりも、このPCのほうが高いんだけど。
そんなこんなで、PCは敷居が高すぎると改めて認識。PC業界にいたのに、その親の気持ちはわからない私でした。というわけで、1年後にはDVDプレイヤーを買い与えました。サムスンの安いやつですが。とりあえず、DVDレコーダーで録画したDVD-Rなんかもいっしょに渡して。スカパーでやってる昔の映画とかは見たいだろうという思惑で。
だがしかし(2回目)。あんまりそれも見てないのだな。
で、DVDレコーダーとかデジカメとか、PCとかで飯を食ってる身としては、その経験を生かして、親を喜ばせようと考えるわけですよ。みうらじゅんファンとして。っていうか、「親コーラー」として。いや、「親孝行プレイ」をやろうとして、ですよ。まあ、みうらさんとかタモリ倶楽部ファンじゃないとわからないネタかもしれませんが。まあ、そういうことです。
今回の帰省に際して、甥っ子(俺の親にとっては孫、何度もいうけど)のデジタルデータはいっぱいある。しかも、最新の(っていう言い方もだめなんだけど)動画対応のデジカメも持って帰ってたので、これで動画を撮って、DVDにすればどうかと思ったわけである。DVDにすれば、再生も簡単だろう、いくらメカに弱い俺の親でも、と思ったのだな。
で、撮りましたよ。デジカメでムービーを。甥っ子の水浴びシーンを。
でも、デジカメがしょぼいので、解像度が低いんだよな、ムービーだと。DVカメラはめんどくさくてもってこなかったのだな。HDDとDVDマルチドライブは持ってきたのに。
というわけで、静止画をDVDのスライドショーに残すことに路線変更。いったんDVDフォルダを書き出してみたりするわけです。しかし、容量がDVD焼くにはもったいないくらいの容量。100Mバイトくらいなんだな。
ここで、さらに路線変更。VideoCD(ビデオCD)にしようと。VideoCDは動画は352×240ピクセルと解像度は低いんだけど、静止画はその4倍くらいの解像度なのだな、確か。うろ覚え。VideoCD 2.0の規格からそんくらいの解像度の静止画がサポートされたのですよ。それもだいぶ前なんだけど。まあ、メディア代が安いので、CD-R。そんだけ。
で、最近のDVDオーサリングソフトは、VideoCDのオーサリングもサポートするものが多いので、それでやってみました。VideoCD作成。静止画メインで。
その結果。すげーいい。しかもDVDプレイヤーで見られる! 静止画はTVで見るには十分!
というわけで、やっと親を喜ばせることができましたよ。俺の子供じゃないけど。
CD-Rで焼ける写真集はけっこういいネタだと思う。DVDプレイヤーなんていまや1万円以下だしね。
で、ソフトのオススメはUlead。
Ulead DVD Movie Writer 3 入門セット |
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