10月19日。雨の中、渋谷O-EastにてZAZEN BOYSライブ。いろいろあって、開演時刻に間に合わず。っていうか、間違えてAX行ってたからな。前回行った4月のライブがAXだったのでなんの疑いももたず。AXのチケットもぎり(っていうのか?)に変な顔されて「これはー?」とか戸惑われて。「会場違います」ってすぐ言ってくれ。
で、案の定遅れて、すでに演奏中。入り口すぐそばで見る羽目に。つってもO-Eastは奥行きが短いので、けっこう近い感じで。荷物預ける余裕もなく、当然ドリンクもうけとれず、のまま見始めました。
すげーよかった。前回の数倍。楽曲が増え、バリエーションが広がったのがよかったと思われる。それが第一。演奏もかなりエッジが立ってきた。いや、前もそれは感じたんだけど、キメの多いっていうか、ブレイク? それのすさまじさたるや。まあ、それも新曲に起因しているものだけど。
林檎さんのコーラスパートは、『安眠棒』は向井が、『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』はメンバーが。あと、シンセだと思ってた音がギターだった、ってのがすげー多かった。いやーすげーや。ディレイも当然。NUMBER GIRL時代の『NUM HEAVY METALIC』から、ディレイを積極的に使ってるのが多かったわけだけど、今回のライブは特に。『FENDER TELECASTER』の新アレンジも堪能。おもしろいおもしろい。なんか、変に興奮したなあ。
それから、琵琶みたいな「べい〜ん」っていう音もあったな。あれもびっくり。あのベンドの感じはギターと違うよなあ。どうやって出すのか、ギタリストの人、教えてください。
そうこうしてると、オレの左あたりにさらに遅れて入場してきた男女2人組が。女性は大きなツバの帽子をかぶっている。こんな格好の人はおかしな人か、タレントに決まっているのであるが。で、注視しましたよ。そしたら案の定、超有名若手映画女優でしたよ。っていうか、オレがすげーファンな人でしたよ。あと、大河女優って肩書きもOK? いやー驚いた。遅れていってもいいことってあるんだね。でも、最後の方はぐったりしてしゃがみこんでましたよ。結局つれの男性の趣味なんだろうなあ。あれが、有名なデザイナー(服飾のほうね)の彼か。なんか残念。
そういえば、前回の4月のAXの帰りにつれと飲み屋でライブについてぐだぐだ言い合ってたら、そこがなんと打ち上げ会場だったらしく、向井+スタッフと思しき人たちがなだれこんできたってことがあって。
ZAZEN BOYSのライブはいろんな奇跡が起こるなあ、っていう感想。本編と関係なくてあらですが。ちなみに「ブヤ」ってのは、向井のMCにあったやつ。渋谷を「ブヤ」という誰かわからないキャラクターで、かっこつけたロックミュージシャン(あるいはヒップホップの?)を揶揄したようなトークを繰り広げたんですが、っていうことで。何がなにやらだが。
このライブ以降、アルバム聞くとまたいいんだな。まあ、アルバムはライブからすると物足りなく感じる部分もあるんだけど。違いを聞いて楽しむっていうか。まあ、そこはまたライブ版出して欲しいなり。あと、Tシャツ買いました。IIのジャケットのグラフィティのやつ。
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