IMSTA FESTA 2009 Winterで最新DAW関連ソフトウェアをチェックしたのだ

 音楽制作関連ソフトウェアの祭典みたいなイベントが今日あった。主催側はそういう感じをかもしだしてないのが残念だけど、内容的には、楽器フェアとかInterBEEとかよりも上なんだよな。今、Mac・PCで音楽をやりたいという人なら必見のイベントなのは確か。正式タイトルはわからないけども「IMSTA FESTA」だ。2009の春にもあったらしいので、「Winter」と勝手につけてみた。
 各社のDAW、プラグイン関連ソフトウェアが見れたのでとてもよかった。明日もあるので、みなさん、チェックを。
 IMSTA FESTA

 で、インターネット社のセミナーで、Singer Song Writer 9.0(9っていってたか?)の内容が初披露。
 ReWireのホストとスレーブの両方に対応するそうだ。
 Pro Toolsのスレーブとか、VOCALOIDのホストになる、っていうとこらへんが想定されます(個人的に)。あとは、LinPlugのソフトウェアシンセがバージョンアップされて搭載とか。SSW 8搭載のRMが最新版のRM Vになる、だっけ。それから、Sony Oxford(SONNOX)のEQやリミッターなどがビルトインされるという。VSTプラグインという形式ではあるが、ほかのソフトからは使えないような制限がかかるらしい。
 あとは、素材のブラウザがトラックウィンドウにくっついたところか。MIXTURE機能の統合もあるそうで。フレーズデータやコード進行とか個々にデータベースと持っており、それぞれを素材として、プロジェクトにカンタンにドラッグ&ドロップで持っていける、とかなんとか。コード進行では、コードを入力すると、次の候補となるコードを指定したキーや前のコードから判断して、適当なものを抽出したうえで候補を出してくれるんだとか。
 あとは、ミキサーを複数持てるという話。MIDIのみとか、ドラム関連オーディオトラックとかをまとめて表示できるということらしい。
 値段は触れられなかったけど、来年の春(4月だっけ?)くらいには出るようだとのこと。
 とっても楽しみだ。

 あとは、REASON&RECORDのセミナーをチェック。Propellerheadのイベントと大きく違いはないけど、いろいろ新ネタもあり。江夏正晃さん、おつかれさまでした。とにかく、江夏さんは今日のセミナーで一番トークがうまいのだ。前回はいまひとつ、Reason/Recordに慣れてない感じが見られたのだけど、今回はばっちり。やっぱりSSLのシミュレートはすごいらしいよ。という話は前回もあったんだけど、今回はより具体的。ダンスミュージックに最適なコンプ(単体のプラグインでも出てるようなやつ)のエミュレーターが内蔵されてるRecordのミキサーはすごいっていう話に。とりあえず、2MIXにかけて試したい。
 ほかのメーカー製の同種エミュレーターと比較したら、マスタリングエフェクトとしての機能だけでも元が取れるんじゃないかっていうくらいの話なんだな。あとは思い出したら書く。

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