久しぶりにマイクロソフトのWindows Live Messengerを起動。えんえん待たされて使えない!という話。
きっかけは、友達からの電話。家にある1台のパソコンの設定についての相談だった。この手の相談の場合、「このURL見て!」とかいう話になることも多いので、メッセンジャーを立ち上げるというのが、仲間内でのお決まりのパターンとなっていた。で、久々に起動したわけである。
しかし、最新バージョンにアップデートしろ、みたいなメッセージが出てくる。
正しくは、「新しいバージョンをダウンロードできましう。このプログラムの使用を続行するには、新しいバージョンをインストールする必要があります。インストールしますか?」だ。
「いいえ」を選ぶと元の画面に戻るだけ。ログインはできない。こんなことが許されるのか? 古いバージョンでも新機能は使えないまでもテキストチャットぐらいはできてもいいだろう。そう思うのだが、マイクロソフトはそうは思わないようだ。
しかたなく新バージョンをダウンロードしようとするのだが、これがえんえん終わらない。数分で終わると思ったのに、まったく落ちてこない。やっと終わったと思うと次の画面だ。
「Windowsプラットフォーム更新プログラムは、Windows 7のいくつかの機能を使えるようにするための無料更新プログラムです」とある。ここには「Windowsプラットフォーム更新プログラムの入手」という、リンク(ボタンではなく、ブラウザで見るようなテキストリンク!)があり、ダイアログの右下には「閉じる」ボタンがある。
ここで、思わず「閉じる」を押したら、元のメッセンジャーの画面に戻ってしまった。実際は「Windowsプラットフォーム更新プログラムの入手」のリンクをクリックすべきだったのである。がーん。
で、再度メッセンジャー側からダウンロードをしなくてはならなくなる。えんえん待たされるのだ。なんつーことだ!
というか、ここで今、使ってるのはWindows Vista。なのに、出てくるメッセージは「Windows 7のいくつかの機能を使えるようにするための~」なんてやつだ。OS違うじゃん! ボタンじゃなくってリンクってのはどういうことだよ! とかいろいろ文句は出るわけで。この統一性のなさもどうかと思った。
で、結局、先のリンクをクリックするとWebブラウザでページが開かれる。そのページにあるタイトルは「Windows プラットフォーム更新プログラムのインストール 」だ。で、読み進めていくとこうある。
Windows プラットフォーム更新プログラムのインストール
Windows Live Essentials (旧名: おすすめパック) をインストールする際に、Windows プラットフォーム更新プログラムを先にインストールするよう促すメッセージが表示された場合は、ここで説明する手順に従って作業してください。
Windows プラットフォーム更新プログラムは、Windows 7 のお推め機能を Windows Vista および Windows Server 2008 で利用できるようにする無料の更新プログラムです。ランタイム ライブラリおよびアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) を含む一連の更新プログラムのセットによって、より高度なグラフィック、オートメーション、アニメーション、およびモバイル デバイスとの連携機能がプログラムで活用できるようになります。
なるほど、Windows 7の機能をVistaで利用できるようにするのか。で、結局、Windows Updateでやれだって。ここまで待たせて、そんな指示! えらい時間かけて、何をダウンロードしたんだよ!
でもって、Windows Updateで、「Windows Vista プラットフォーム更新プログラム (KB971644) 」を選択しろってのが、このシステムでのとるべき対応だった模様。
さらに注意としてこうも続く。
更新プログラム (KB975929) は、他の更新プログラムより先にインストールする必要があります。プラットフォーム更新プログラムがインストールされたら、Windows Live Essentials (旧名: おすすめパック) の Web ページより Windows Live Essentials をインストールします。
なにがなにやら。
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