一企業が個人の趣味プログラム開発を終わらせる時代が来るのかも

 数日前に知ったトレンドマイクロの誤検出に関する問題の続報が出ていた。これがまたやりきれない結果だった。
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 開発者による経緯の説明を読んで、なんか愕然としてしまった。
 いじくるつくーるがウイルスバスターによりダウンロードブロックされる件 – INASOFT 管理人のふたことはてなブックマーク - いじくるつくーるがウイルスバスターによりダウンロードブロックされる件 - INASOFT 管理人のふたこと
 トレンドマイクロとのやりとりの中で作者がいかに疲弊してしまったかがわかる内容。
 本来は楽しいはずの、まさに趣味であったはずの、インターネットでのソフトウェアを公開することが、こんなことになるなんて。
 ソフトウェア自体はウィルスが検出されないのに、配布ページを詐欺呼ばわり。一度は解除されたのに、また誤検出。やっていることにも話していることにも一貫性がないように感じられるのも問題。いや、長年公開され続けてたジョークソフトが、しかもトレンドマイクロが一度は安全だと言ってたのに、削除されるなんていうこととか、問題はほかにも山積みに感じられるわけですが。
 でもって、これ。趣味でやってる人だけでなく、企業にも起こりうることなわけで。自分が作ったソフトが一企業によって葬り去られることもありうるわけですよ。まったく関係ない企業にですよ。しかも、いかにもIT企業のセキュリティを守ってるのはウチらだ!みたいに言ってそうなところがですよ。
 「オレはトレンドマイクロのソフトは使わない!」って言っててもはじまらないってのも問題。危険だと言われてしまったら、ソフトウェアを開発する側は、「そのセキュリティソフト持ってないから知らない」なんて言ってられないわけで。自分が持ってないセキュリティソフトから危険って言われたら、そりゃ気になって買わないといけなくなるじゃないですか。っていうか、それが目的? なんて邪推もしたくなろうというものですよ。
 まったくもってまとめられないんですが。ここは窓の杜のインプレスをはじめ、大手IT系メディアに取材してもらいたいんですけども。これは趣味の開発者、一個人の話として終わらせてはいけないことだと思うんですけどね。とにかく、もうしばらく動向を追っていきたいと思います。

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