VAIO PCG-Z1VEにAndroid-x86をインストール

 古いマシンを有効活用したい。動作確認とかになら使えるかな、とか思い。動くまでえらく時間がかかった。テキトーに調べてテキトーに始めたらびっくりするほどはまりまくり。それでも最大解像度で起動するまではいけた。
 最初は最新が4.3しかないと思い、それでブータブルDVD-Rを焼いた(CD-Rメディアが手元になかったので。あと、USBブートできない機種なので)。起動せず。メディアから起動できるLive CDとかいうやつで起動しないので、インストールしてもやっぱりだめ。そういうもんか。やっぱり。そしたら、4.4も発見。同じページの上にちゃんとあった。最新は別の枠かあ。と思い、さっそく新たなメディアに焼く。結果は同じ。むー。
 で、さらに調べると、CentrinoなPentium M搭載機はSSE3に対応しておらず、それが原因であるという。non SSE3なビルドがあるというので、それを焼く。試す。LiveCDモードで起動。だめ。VESA Modeとかいうのも選べるので、それにすると起動する。タッチパッドはだめだけど、外付けマウスでとりあえず動く。じゃあ、HDDにインストールだ。


 話は前後するが、VAIO PCG-Z1VEはHDDを換装済み。40GBを120GBにしてある。Android-x86のインストールのためにパーティションを空けなきゃいけないのだけど、既存環境は残したい。ということで、既存パーティションを縮める。Windows XPからはできないので、別途Puppy Linuxの起動DVDメディアを使って作った。その前にWindows XPのデフラグはやっておいた。何度か再起動して、完全に前方に詰める感じで(一度だと、まだファイルがばらけている状態だったので)。で、パーティション操作はPuppy Linuxじゃなくてもいいんだろうけど、たまたま見つけたサイトがそれを使っており、画面もわかりやすそうだったので。空きを作り、新たにパーティションを作成。ext3にしたけど、それはAndroid-x86のインストーラでもできるので不要だったかも。
 で、Android-X86のインストール。注意が必要なのは、ブートマネージャと思われるgrubのインストールと、/systemへの書き込みを有効にすること、だそうだ。これしないとその後の作業が面倒になる。
 インストール後、HDDからブートしようとすると、途中で止まる。そういえば、VESA Modeの指定がない。どこでやるのか? Live CDだと選べたメニューとはなんか違う。LiveCDはgrubではないのだとか。
 OSの起動オプションはgrubのメニューで選択、「a」キー(キーボード)で指定できる。選択肢はDEBUGとかnomodesetがある。nomodesetとかいうのを選んで「a」。いろんなオプションがすでに指定してある。この最後に「xforcevesa」と入れるといいらしい。試す。確かにこれで起動した。
 起動したが、低解像度。1400×1050という広いデスクトップで使いたいので、調べる。起動オプションでvga=askと追加するといいのだとか。それで、選択肢がわかる。1400×1050は色数によって何種類かあるが、32ビットも24ビットもだめ。16ビットだけが動いた。これの番号は342。16進数を10進数にすると834。これをgrubの設定ファイルに書き足す。
 それにはテキストエディタのviを使う。vi /mnt/grub/menu.lstだったっけか。Tabキーで補完がきくので、まあ、適当でもかまわなかった。しかし、viの使い方をすっかり忘れていたので、あらためてコマンドを調べながら。既存のエントリをコピーして、最後に足す感じで。
 nyyでn行コピー。pでペースト。文字削除はx、追加挿入はa。挿入モードを抜けるにはEscキー。一行カットはdd。ファイルセーブして抜けるには :wq 。キーボードは英語キーボードとして認識されているので、日本語キーボードではShift+セミコロン(;)だ。すぐそばに英語キーボードがあったので、それを見ながら。助かった。
 無線LANは問題なく認識。Webブラウジングも問題ない。しかし、日本語入力できない。IMEがないから。あと、ものすごく遅い。画面書き換えが遅い。仮想環境で使ってる感じだ。いや、それより遅い気もする。高解像度をアクセラレーションなしで使ってるからか?(わかんないけど)
 まだまだ設定が必要なことはあるのだけど、このビルドでは結局Google Playが動かないのだそうだ。どうしてもSSE3が必要なんだとか。むー。じゃあ、Amazon Appsは?と思ったのだけど、それもインストールできず。この調子じゃ目的のChromeも無理なんだろうなあ。とか思いながら、ここまで手書きメモを見ながら記録。


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