Happy Birthday to Youについてワーナーが持つ著作権が無効に

 今年の7月末にあと数週間で決着がつく、と言われていた裁判。ワーナー/チャペルが保持する「Happy Birthday to You」の著作権が実は無効であるとの審判がくだされた。
 日本ではすでに著作権は消滅しているのだが、アメリカではワーナー傘下の企業が保持していた。同社が年間に受け取る著作権料は2億円とも言われていた。そのへんはWikipediaの記事や、以下の記事に詳しい。曲の著作権はすでにアメリカでも消滅しているが、歌詞の著作権は2030年まで有効、とかそんな感じ。そんなわけで、アメリカでは映画やテレビで同曲が歌われることは極めてまれなのだという。
 「ハッピーバースデートゥーユー」がアメリカの映画やテレビドラマであまり歌われていない理由 – GIGAZINE
 「誕生日の歌」の著作権をめぐる争い « WIRED.jp
 その著作権についておかしくね? と意義を唱えたのが、同曲についてのドキュメンタリー映画を撮ったジェニファー・ネルソン(Jennifer Nelson)。そのへんの経緯は以下に詳しい(いずれも英語)。
 Copyright and Happy Birthday to You – PopRoxx はてなブックマーク - Copyright and Happy Birthday to You - PopRoxx
 ‘Happy Birthday’ copyright decision expected soon – Naples Daily News
 長引きそうな裁判において、7月にはSmorking Gun、すなわち決定的な新証拠が出され、今回の決定につながった模様。現時点での著作権を裏付けるヒル姉妹の発表よりも前に同曲が存在していたということを証明する楽譜が見つかり、裁判に提出されたのだ。なんて話は以下にある(これも英語)。
 A Smoking Gun in the Case of Who Owns ‘Happy Birthday to You’ | KQED Arts
 Filmmakers fighting “Happy Birthday” copyright find their “smoking gun” | Ars Technica
 Why ‘Happy Birthday to You’ Should Be Copyright Free, Lawyers Say
 とにかく英語ばかりであまりはっきり理解できてないのだけど、22日(火曜日)に同曲の著作権が無効であるという判決がくだされた模様。控訴される可能性はあるのだけど、まあ、大きな一歩ではある。詳しいちゃんとした日本語訳の記事が読みたい。
 いずれにせよ、「Happy Birthday to You、おめでとう!」と言いたい。

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