ソウル・フラワー・ユニオン 中川敬インタビュー

 ミュージックマシーンにて。これ、ちょっと感動した。音楽雑誌に載らない感じのインタビュー。っていうかファン代表のインタビューな感じ。っていったら失礼か。
 いや、そうではないと思う。なんつっても音楽雑誌とか、音楽Webサイトのインタビューってなんか、ぱっとしないんだよな。そのアーティストを知らない人がやって(とくにWeb系で多い)、とか。んでもって、素人がやってるとか(素人でも意識をもってる人は違うんだけどっていう意味で)。いや、長くやってればいいという話ではないんだ。パブがからんでるとかいうのも問題なんだけど、それだけでもないんだ(たとえば、某R誌にウチのアーティストのインタビューをお願いします、と音楽出版社とか事務所とかレコード会社が話しを持ちかけると、「広告何ページ入れてくれますか?」って聞かれるっていう、インタビュアーと広告営業が同じ人物、とかいう話とか。もうちょっと言い方はないのか、とか)。
 うまくはいえないけど、普通にファンの代表がインタビューする機会、ってのがもっとできてくればいいんだと思う。セレクトの方法がまたややこしくなりそうだけど。でも、アーティスト側がそれを選ぶっていうのもまた問題がありそうなわけで(おこがましいとか?)。
 インターネット時代、とかいうんだったら、それに即したアーティストへのインタビュー方法が確立するとおもしろいんだけどな。Blog代表とか?(ありえねー) でも、それに近いものを求めてるんだけどな、俺。
 とにかく「ロロサエ・モナムール」への中川の姿勢はすばらしく納得できるもので。アルバムじゃなくって、ミニアルバムをリリースし続けた意味もなるほど、やっぱりとか思わされたり。こういうのがやっぱり信頼関係を生むのだろう、とか思ったり。「ユニバーサル・インベーダーをもっとやれば」みたいな話は自分もそう思ったとこがあったので、その可能性をあらためて夢想してみたり。
 で、この言葉が出てくるのはだいぶ後なはずなんだけども、1ページ目から「ボ・ガンボス」っていう残像がカタカナが見えるたびに浮かんだのは俺の個人的な思いのせいだろう。
ロロサエ・モナムール とにかく名作。これを出すべきタイミング、ってのが、毎回、中川はわかっている、とかいうと生意気。俺。まだまだついていきます(これ、だいぶ前にも言ったけど)、とか思わされました。やっぱりすげー。
 いやー、久々にいいインタビュー読みました。ありがとうございます。

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