DuOS-MでKoboが変になった。回転検出がおかしい&リフロー表示が不可に

 昨年末、LenovoのMiixを購入、電子書籍端末としてはWindows用ソフトウェアがないということで、Androidのエミュレーターを導入し、楽しく使っていた。おもにKobo。しかし、突然、まともに動かなくなってしまった。わすれないうちに、その症状を記録。

 Miix 2 8は非常に軽くてコンパクト。持っててつかれない。しかもけっこうパワフルなWindows環境だ。Windowsデスクトップアプリをタブレットとしてタッチで使うには厳しいのでその場合はマウスを使ったりすることになる。でも、ビューアとしてならまったくもって問題なし。
 現在使用しているのはDuOS-Mというエミュレーター。PC/AT互換機のBIOSで有名なAMIによるソフトウェア。ほかのも触ったけど、格段に速い! 有料だけど、ちゃんと金払おう!と思わせる出来だった。
 しかし、昨日から様子がおかしい。Koboで回転の検出がおかしいのだ。縦にしてるのに横表示になる。Normal Screen表示なので、タイトルバー(だっけ?)は出てるのだけど、それとKoboの表示が合ってない。タイトルバーは上に出てるのに、Koboの画面は横長の見開き表示になるのだ。で、本体を横にしてみると、Koboは縦表示になる(タイトルバーは上にある、すなわち横画面だと思ってる)。もうなにがなにやら。
 思えば、操作を間違え、Windowsのナレーターが起動した時からおかしくなった。WindowsタブレットではWinボタン(Miixでは本体枠の下)+音量Downで画面キャプチャができるのだけど、Win+音量Upではナレーターという画面読み上げ機能が起動する。Androidの画面をキャプチャしようとしたら、音量ボタンの上下を間違ったらしく、これが意図せず起動したのだ。そっからおかしい。たぶん。
 と、思っていると、DuOS-Mがバージョンアップしたという。DuOS 1.0.12..6371。これで治るかな、と思い、インストールすると治らない。
 さらにチェックすると、小説などの文字サイズが変更できるもの(リフローなやつ)が表示できない。書籍を選択すると一瞬画面が変わる気配を見せて、ホーム画面に戻る。Koboのホームに戻ることもあるし、Koboが落ちてAndroidのホームに戻ったりする。
 むむ。リフロー書籍がおかしくなるのに関しては、新バージョンの不具合かと思ったのだが、これがそうでもない。
 バージョンアップは上書きしたので、いったんアンインストールして再度インストールしたが症状変わらず。またアンインストールして、前バージョン(DuOS 1.0.11.6157)を入れてみる(DuOSのサイトのDownloadボタンの下にOther Downloadsというリンクがある)が、まったく同じ状態。すなわち、バージョンアップによる不具合ではない気配。
 普通に考えると、Windowsのナレーター機能なんて関係ないような気もするんだけど、思い当たるのはそれしかないんだよなあ。タイミング的に。あれが発動した時に別のなにかが起きたのかもしれないけど。
 もう、システムの初期化しかないかなあ。面倒だなあ。


 とりあえず、それまでは非常に快適に使っていたのだ。最初に試したエミュレーターのAndyとは桁違いにレスポンスがいい。インストールはどちらもカンタンだったけど。その違いはこんな感じだ。


Android on Windows / Andy and DuOS-M / Lenovo Miix 2 8 / Kobo
 これについてはまた回を改めたい。

コメント

  1. basictomonokai より:

    Koboは、windowsのソフトがありますけどタブレットだと厳しいですね。
    私は大き目のノートなのでそれを使ってます。

    Bluestacksは、メモリーの関係で更に厳しそうです。

    上手い回避策が見つかるといいですね。

  2. ここの人 より:

    コメントありがとうございます。
    Koboのデスクトップ版は拡大ができないので、Miix 2 8の解像度ではまったく使えないと判断。ほかのエミュレーターは速度の面でアウト。
    ということで、DuOS-Mしかないと思っていたところで、この現象。なんとか回避策を探したいと思っています。うまい方法が見つかればいいのですが。

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