カラフルなキーパッドを自由に使える。片手デバイスとかMIDIデバイスとかいろいろ作れるじゃん! そんなところに魅力を感じて、ラズパイPicoとPico RGB Keypad Baseを買った。しかし、思ったより苦労した。という話だ。
購入したのは秋月電子通商。久々に秋葉原に行った時に。Rspberry Pi Pico単体は品切れということで、「Raspberry Pi Picoベーシックセット」を購入。手持ちにあるので不要ではあるなあと思いつつ、仕方ないのでUSBケーブルとピンヘッダ付きの商品を買ったのだった。
できあがったので、Baseの発売元であるPimoroniのサンプルのMicroPythonコードを実行。これが動かない。LEDが点灯しない。RGB Keypadなのに? と思いながらいろいろいじるとなんとなく接触が悪いのかな? というイメージ。USBケーブルの端子を動かすと点灯したりしなかったり。これはUSB端子の不具合か? と素人ながらに思ったが、さらにいろいろいじってると、ピンヘッダの方の問題な気がしてくる。はんだ付けの不具合をチェックすべくすべての端子にテスターを当てても問題はない。
ここで、今一度、Picoベーシックセット販売元の秋月電子のサイト見てみる。Picoベーシックセットの説明にはこうあった。
「20P細ピンヘッダ」
ブレッドボードで使うことを配慮したピンヘッダであった。
おおお! そんなアイテムがあるのか。
いや、そんなピンヘッダがあることは数年前に認識していたはずだったが、今回、購入する時にはすっかり忘れていた。
この記述によって、この細ピンと、RGB Keypad Baseの組み合わせによって、接触の不具合あるということが推測された。数時間たってやっと気づいた。
さてここで確認すべき作業は、これがほんとに細ピンヘッダによるかどうかだ。PicoをRGB Keypad Baseに取り付けて、Picoを左右に押すように力をかけるとLEDが点灯する。押すのをやめるとLEDは消灯。うーん。やっぱりここかな?
しかし、それ以上のことを確認する知識は残念ながら持ち合わせていない。
面倒なので、もう一個Picoを買うことにした。通販。送料がかかるのはしょうがない。即注文。意外と在庫があった遊舎工房へ。
通販注文の翌日にはPicoが届いたので、手持ちの細くない(普通の)ピンヘッダをはんだづけ。RGB Keypad Baseに取り付けたところ、今までの不具合が嘘のようにすべてがうまくいった。
そんなわけで、秋月電子通商で購入しようとしてる方へ。PICOベーシックセットとRGB Keypad Baseを一緒に買おうとしている人は、ピンヘッダに注意。
こうしたなんやかんやがあって公開したのが、このビデオなのであった。
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