『タイアップの歌謡史』感想その1「真心ブラザーズ」の『モルツのテーマ』

 今、読んでます(今頃っていうな)。いろいろ気になったところはあるのですが。とりあえず。
 佐藤雅彦さんの項について。
タイアップの歌謡史 (新書y) 『佐藤の手がけたCMの場合、そのまま曲がCD化されることはなかったのだが、例外として一九九五年の小沢健二が歌ったトヨタ”カローラII”のCMソング「カローラIIに乗って」がある』
 この前段で『モルツのCMは「モルツモルツ」と商品名を連呼するもの』とあるのだけれども、真心ブラザーズの『モルツのテーマ』がCD化されていることはあえて無視しているのだろうか?
 『そのまま曲がCD化される』には該当していないってことか?
 真心ブラザーズの『モルツのテーマ』はかなりメジャーな曲だと思うのだけれども。最近ではSPARKS GO GO によってカバーされ、まったく同じ商品のCMソングとして使われているくらいだし。
 まあ、この書籍ではある程度縛りをもって作られたようで、いろんなことをあえて触れない、っていうのが各所に感じられるのだけれども。
 『モルツのテーマ』については、奇しくも昨年に同曲の作者による言及が自身のブログにてなされている。
 元となるネタは佐藤雅彦氏によるもの。CMで流れる部分はまさに佐藤氏によるものだ。しかし、CD化の際にAメロが真心(の、桜井秀俊)によって作られている。
 詳細はBeerを巡ってに書いてある。
 そうか。当時のCDを見ても、クレジットは桜井だったのだけれども、実際は違ったのだな。
 10年以上たって、いまさら知りましたよ。
 で、『モルツのテーマ』は同時期にCMソングとなったローソンのCMソング『真夏といえども』とカップリング。
 前者が現YO-KINGこと倉持で、後者は桜井がボーカルをとっていた。
 のだが。
B.A.D.(ビガー・アンド・デファー)~MB’s・シングル・コレクション ライブでは、両者を逆に。つまり、『モルツのテーマ』を桜井が、『真夏といえども』を桜井が歌ったりしてた。それはそれで、とてもうれしかったことを思えている。いや、もしかして逆かも。
 あのころはなんの予定調和もないライブが連続しててすんげーおもしろかったなあ。真心。
 一方。小沢健二は。
 『カローラIIに乗って』をライブで歌うことはなかった。というか。
 サービスとして、アカペラでちょっと歌うってことはあったか。武道館にて。
 こういう話がかけているんだよなあ。この本。現場感がなんにもない。残念。おいらと同年代なはずなんだけど、そこにいない感じ。それが残念。まあ、「あえて」とかいわれると返す言葉がないんだけれども。
 ほんとは、○○のファンなんだけども、それは出したくない、ってのは想像できるんだけども。それが何かはわからないけど、そういうのがあるような気がした。てきとーな感想。続く。かも。

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