『憂鬱と官能を教えた学校』。すげーおもしろい。論文めいた本ってのは読んだことがなかったのだけど。まあ、興味のある音楽の話だから。とか思ってたのだけれど、本書のメインであるバークリーメソッドを正当とすると異端(あくまでも比喩的表現)として存在する「リディアン・クロマチック・コンセプト』(前に書いたLCCはこれ)、さらに異端(これも比喩的表現)の『ラング・メソッド』のくだりでノックアウト(いずれも門外不出だそうだ。すげー)。こういう読み方をする世界を知らなかったので衝撃を受けた。いやあ、学校の音楽授業ではわからないことがいっぱいあるのだな。そればっかり。今日は京橋に行ってしまいそうだ。うそ。今日はキーボードを引っ張りだして、各スケールを聞き比べてみよう。って、これどっかで見た話だぞ。
14日の講義にゲストで出た人とか呼ばれて途中からステージ上がった人の意味が輪郭がおぼろげながら見えてきて、なんかすごくおもしろくなってきた。やっぱり、読んでから参加すればよかったなあ。講義。まあ、後追いでもわかるからいいか。で、次の講義は見られるんだろうか? せっかく『stain’ alive』まだ買ってないんだけど。
それから、講義のエントリーで書き忘れたこと。この本の著者は菊地成孔+大谷能生ってことになってるんだけど、その大谷さんはコントグループ(?)の「東京03」のメガネ(アルファルファにいたほう)に似ていると思ったよ(プラスドライバーから来たやつじゃなくてね)。それはサングラスのせいか。
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