すでに不要になったデータが削除されずに2Gバイト近い容量をくっていたという話。犯人はiPod、というかAppleだ。
いろんなアプリケーションをインストールして、長いこと使ってるとどうしてもPCのハードディスクが不足しがちになる。ノートPCだと増設、というわけにはいかないので、分解して換装ってことになる。
現在使っているノートPCは40GB→80GB→120GBと、2度の換装が行われている。
そして、現在、Windowsが「Cドライブの容量が少ないので、動作が不安定になるかもよー」といった旨の警告を出してくるようになった。なんとか、Cドライブを空けないといけない。
このPCのハードディスクは2つのパーティションに分かれている(C、Dドライブ)ので、一部をDに逃がす。まずは「マイドキュメント」。それでもまだ足りない。Cドライブには700Mバイトくらいしか空きがない。これでは、今後、ソフトウェアのインストールもままならないだろう。
というわけで、いろいろディレクトリ探索を続けていくと、とんでもないものが見つかった。タイトルどおり、iPodのアップデータである。
なんとこのフォルダには過去にiPodのファームウェアをアップデートした際に利用されたアップデートファイルがごろごろ転がっている。いずれも80Mバイトとか70Mバイトとか、そういうのが何個も。合計で700Mバイトとかいう状態。
iPodのアップデートはiTunesで自動で行われていたので、こういうファイルが残っているなんてつゆにも思わなかった。普通、無事にアップデートできたら消えてくれるだろう。どう考えても。
そんなこんなで、iPodユーザーでWindowsの人は気をつけてください。Macはこんなことはないのかなあ。
ちなみに。ファイルは以下のフォルダにあります。あとは自己責任でお願いします。
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Apple Computer\iTunes\iPod Software Updates
上記のユーザー名のところはログイン時のアカウントですね。この中のファイルを全部消しました。こちらはとりあえず、問題ないみたい。
あと、このへんにもいらないファイルがありそう。
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Apple\Installer Cache
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Apple Computer\Installer Cache
最新バージョン以外のはいらないんじゃないかなあ。とりあえず、最新以外のファイルを別のフォルダに移動してしばらく様子見。一見うまくいっても、どっかの機能で不具合が出る可能性もあるし。
というのも。
最初、フォルダ内のファイル全部を移動したら、iTunesが起動しなかったので、いろいろテストの上、そうじゃないかなってことで、「最新以外のは不要かも」っていう結論に達したのでした。
とりあえず、不要そうなのを退避しただけで500MB近く空く計算。
っていうか、「Apple Computer」と「Apple」って別にフォルダが作られている意味もわかんねー。
なんかうまいこと管理できる方法がありそうな気もするんだけどなあ。機能を見逃してるとか。
追記。ここにもいっぱいある。
C:\WINDOWS\Downloaded Installations
iTunes以外のものもあるので、一気に消すのはまずいと思われ。KORGのエディタとかも入ってたので。フォルダの中身を確認のうえ、作業。しかし、これまた500MBとか不要なもんがある。
過去のインストーラがこんだけ散らばっているってのはどういうことだろうか?
コメント
結局、大丈夫そうなので、最新のアップデータ以外はすべて削除。
大丈夫、大丈夫。
とにかく、Appleはばかだと思った。