iPad 2でUSBオーディオインターフェイスを使う話。「iPad 2でUSBオーディオ/MIDIインターフェイスを使う」の続き。前回はサードパーティのカメラコネクションキット（以下パチモン）を使って失敗したのだった。
純正のカメラコネクションキット（純正キット）を購入。追加テストなり。
まず、前回同様KORG nanoKONTROLでテスト。警告も出ず。問題なく演奏ができる。電力不足もない模様。ナイス。
続いて、オーディオインターフェイス。
今回は手元にあったIK MltimediaのStealthPlugを試す。
Windows/Mac対応のギター入力（フォーン端子オスで直接ギターにつっこめる）＋ステレオミニプラグ出力しかないシンプルなオーディオインターフェイスだ。
で、写真ボケててすみません。
前回は、OS標準のドライバで動作するオーディオインターフェイスでなくてはだめだろうということで試していなかった。StealthPlugはASIO対応のドライバをインストールして使うやつなので、対象外だろうという考え。
しかし。
あっさりと使える。ギターアンプのアプリAmpKitとかPocketAmpで普通にアンプシミュレーターが動くのだった。
拍子抜け！
パチモン使用時と異なり、ブチブチ言ったり警告が出たりはしないのだ。なんとも遠回りをしたものだ。
まあ、テストしたのは無償版なんだけど、有償版も問題ないでしょう。アプリの問題ではないことは予想できてたわけだし。
もちろん、GarageBandもOK！ ちゃんとビルトインのアンプシミュレーターで音を出しながらレコーディングができる。
で、StealthPlugはIK Multimedia製なんで、当然、同社製iOSアプリが使えるといいな！とか思ったりするんだけど、やっぱり、iOS用AmpliTubeは使用不可。ヘッドフォン/マイク端子からのしか付けつけない。USBデバイスのIDとか見て自社製品ならOKなんてややこしいことはしてくれないのだった。これは残念。
まあ、明後日くらいにはLine 6 Mobile Inが届くわけですが、とりあえず、追試結果のレポートということで。
StelathPlugとiPadの組み合わせについては、海外のフォーラムでもずっと前から動作したという報告があったことを確認。うーん。知らなかった。
iPad 2なら純正キット経由で使えば、Rigよりはノイズがない状態で、しかもこんなコンパクトなオーディオインターフェイスでギター録音ができてたんですねえ。ローランドとかベリンガーのボックスタイプのオーディオインターフェイスでできるのは昔から有名。
でも、こんなケーブルタイプの製品でできる！
USBハブで給電しなくてもOK！
ってことが知れたのが今回の個人的な収穫でした。まあ、ご存知の方にとってはいまさらでしょうけども。記録ということで。
その他のオーディオインターフェイスの話は、ほかであたってください。たとえば、以下のようなの。
【藤本健のDigital Audio Laboratory】第418回:iPadに裏技? USBオーディオが使用可能 -AV Watch
【藤本健のDigital Audio Laboratory】第445回:CoreMIDIに対応したiPadのDTMアプリをチェック -AV Watch
iELECTRIBEをUA-1Gで鳴らす方法 – 藤本健の“DTMステーション”
激安のiPad用パチモンCamera Connection Kitは使えるか？ – 藤本健の“DTMステーション”
iPadでレコーディング BEHRINGER オーディオインターフェース UFO202 – YouTube
でもって、StealthPlugに興味を持った方は楽天とかのショップでどうぞ。
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