自転車の空気が抜ける理由はパンクだけじゃない-虫ゴムの交換

 久々に自転車に乗ろうとしてたら空気が抜けてる。ポンプで空気を入れるも、シューシューと勢いよく空気が抜けていく。「パンクか?」と思ったけど、抜けてるのは空気の注入口(バルブ)からのようだ。これはパンクではない。虫ゴムの劣化だ。
 ということで、虫ゴムの交換をする。虫ゴムというのは、バルブから空気の逆流を防ぐための仕組みで、ゴム製の細くて小さいチューブ状のものになっている。
 以前、パンクかと思い自転車屋に持ち込んだところ、「虫ゴムの劣化ですね」と言われ、交換をしてくれた。虫ゴムそのものの代金と交換の手数料込みで300円ほどだったと記憶している。交換手順はとても簡単そうに思えた。その数年後にまた同様の状態になり、その際は載っていた自転車を降りて、そのまま自転車屋へ。「虫ゴムだけ売ってください。自分で交換するんで」というと、「じゃあ、あげます」といって無料でくれたのだった。そんなんでいいの? 商売になるの? と思ったものだ。
 で、今回。虫ゴムはホームセンターはもちろん、100円均一ショップでも売っているというのをネット検索で知る。そんなに安いのか! ということで、近所の100均ショップのセリアへ。105円で購入したそれには虫ゴムが複数入ってるだけでなく、キャップやバルブまで付いてる。なんと安い! で、買ったのが以下の写真(クリックで拡大)。
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 作業自体はまったくもってカンタン。一応、参考にしたYouTube動画など。
虫ゴムのチェックと交換 – YouTubeはてなブックマーク - 虫ゴムのチェックと交換 - YouTube


自転車 空気を入れても入れても抜ける! 虫ゴム交換だよ、それ – YouTubeはてなブックマーク - 自転車 空気を入れても入れても抜ける! 虫ゴム交換だよ、それ - YouTube

 上の動画みたいに水を入れたコップを使うことまではしなかった。原因はわかってるので。下の動画みたいに空気がバルブから抜けてるのがわかれば。
 ということで、交換した虫ゴムがこれ。写真左が古い劣化した虫ゴム。右が新品。古いほうはもうちぎれてた。
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 その後、別のホームセンターに行ったら、200円くらいで売ってるのを発見。なんだ、100均で買ってよかったな。と思っていたのだけども。さらにその後別の自転車屋へ行くとスーパーバルブという商品を発見。バルブ自体を交換するという。これなら虫ゴムの交換は不要。劣化の心配はなし、と言われた。がーん。まあ、値段はちょっと高くなるんですけどね。購入した虫ゴムは、スペアがいっぱい入ってたのでしばらくはこちらを使うことになるとは思うんですけども。


 あと、虫ゴムの交換方法について補足。
 友だちに聞いたところ、取り付ける前に水をつけると、スムーズに挿入できるんだとか。彼は「ツバつけた」と言ってましたが。
 また、意外とこの虫ゴムを知らない人が多いというのも発覚。高校時代、3年間自転車通学してた友だちも知らなかった。かなり長距離を通ってたはずだけど、とか。まあ、3年程度じゃ劣化はしないからね。走行距離じゃなく経過時間がおもな問題だと思うし。
 ということで、自転車の空気が入らない、抜ける、というときはパンクを疑うと同時に、虫ゴムの劣化の可能性もあるということを思い出してもらえるといいかなあと。メモ。
(おまけ)
 スーパーバルブは通販で購入可能。以下、Amazonと楽天から。スペシャルバルブって言ってるやつもあるみたいです。
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