大人の悪ふざけ。地球三兄弟(真心ブラザーズ+奥田民生)のツアー初日を見てきた。
アルバムでは、全員ギターが本職ながら、ベースもドラムも、バイオリンもやる。それを再現するのかどうか? ツアーにはサポートでキーボード奥野真哉(ソウルフラワーユニオン)と、伊藤大地(SAKEROCK)が参加するということで期待していたのだが、その期待を裏切ることはない楽しいライブであった。
正直、曲数が少ないので、自分たちの曲(真心や民生ソロ)をやって曲数をかせぐという最悪な事態も想定しなくはなかったが、そこは想像しない方向で回避されるのであった。以下、ネタバレもあり。
開始早々のMCで、「今日は最初なんで、打ち合わせしながらやる」という民生。確かにいろいろと決まってない感じもありつつ。
そういえば、民生を見るのはユニコーン時代以来なので、20年以上ぶりだ。奥野真哉も10年くらいは見ていないかもしれない。
ドラムとキーボードはサポートがいるものの、ベースはYO-KINGか民生が弾く(3:7で民生が多い)。ドラムも数曲は民生、YO-KINGは1曲。キーボードは奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)。奥野はキーボードだけでなく、ギターも数曲弾いていた(そのとき、民生はベース、YO-KINGはドラム、いや、逆か? 桜井はボーカルで、ギターがいない)。さらに奥野はサックスも吹いたのだが、すごく下手だった。調子にのりすぎだ。あと、真心の「サマーヌード」をやったのだけど、オリジナルでは、うつみようこがやるコーラスを奥野が歌ってちょっと笑った。桜井も笑っていたように思えた。
そして、それ以上に調子に乗っていた(乗らされていた)のが桜井。やっぱりこれ以上は書かないことにする。それぞれの地でのライブをお楽しみに。
あまりにもおもしろかったので、最終日の渋谷も見たいと思ったりしたのだけど、もうチケットがとれるはずもなく。ブルーレイとかで出してくらないかなあ。MCも全部込みで。どっちかっていうと、MCがこれからどのように進化していくかが見たい。
あと、アルバムは買ったのだけど、シングルは購入していない。カップリングの「ナイスショット」は聞かないままライブに臨んだのだった。よく考えたら、単体の曲でiTunesで買っておけばよかったと思った。
あと、横浜ブリッツ。初めて行った。外から見たことはあったけど、入ったのは初めて。ホール内は赤坂ブリッツとあんまり変わらない印象。ロッカーがある通路がすごく狭くて、退場の際にだいぶ待たされた。あれはよろしくない。
コメント