角川ザ・テレビジョン、茂木由多加

 テレビ朝日のクイズ番組「クイズ雑学王」にて。PPAPよりも短い曲がカラオケにある、YESかNOかという問題。ピコ太郎本人が出演。
 答えはYES。それが「角川ザ・テレビジョンジングル」とかいう曲。CMのジングルだ。JOYSOUNDにあるという。まさにみんなが知ってるCMソング。歌詞は「ザ・テレビジョン」しかない。で、そのカラオケの画面が映し出される。「作曲:茂木由多加」と出る。
 茂木由多加
 四人囃子の茂木由多加ではないか。調べてみると、まさにその茂木由多加であった。
 茂木由多加といえば、早見優の「夏色のナンシー」の編曲をした人として、記憶に残っている。その話は佐久間正英が語ったエピソードで知ったのであったか。
 当時の佐久間正英はアイドル楽曲の編曲の仕事が多く、キーボードには茂木由多加を起用していた。同時に茂木由多加自身も多くの編曲を手がけていたとか。で、二人はほぼ同時期に筒美京平作曲の楽曲を手がけることに。
 佐久間正英は小泉今日子「まっ赤な女の子」。
 茂木由多加は早見優「夏色のナンシー」。
 佐久間正英は、「夏色のナンシー」を聴いて、完全に負けたと思ったという。
 という話が、本人による文章により今も残っている。佐久間さんが書いたブログの記事だ。
 memories of Yutaka Mogi – Masahide Sakuma
 とにかく、この文章はエキサイティング。佐久間さんの話はほんとにおもしろいんだよなあ。
 でもって、佐久間さんのこのブログ。一時期は消えてたんだけど、いつのまにか復活していた。この貴重な文章の数々が今も読めるのはほんとにありがたい。


 なお、このブログのページは佐久間さんのFacebookのページ経由でたどり着いた。
 佐久間 正英 – 久しぶりに読み返してみたら面白かったので、今頃再公開してみます。… | Facebook
 この短い文章。今見ると泣けてくる。

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