『自分で作るblogツール』の感想

 『自分で作るblogツール』っていう本。だいぶ前に買ったやつだけど感想を。
自分で作る blog ツール blogツールを自分で作る。書店で見つけたときはそんな意味がわからなかったのだけども。内容はPHPがメイン。あえてデータベースは使わない。レンタルサーバーによっては使えないから、っていう割り切り。あるいは、バックアップが楽だから。とか。そういう割り切りのおかげで、理解しやすい内容になってるのは確か。PHPの入門書を読んだあと、じゃあ、実際はどうやって作っていくの? っていうのが順を追って書いてある。Webプログラミングの考え方を書いてある書籍、といってもいいと思う。


 で、最初のうちはFTPでアップロードしたテキストファイルを時系列で表示するっていうのが出てくる。こんなのどうすんだよ? って思ってたんだけど、この考え方はBlosxomなんだね。ここ数日で思い当たった。なるほどなあ。これまで、投稿のインターフェイスをもったブログサービスとかスクリプトとかしか使ったことなかったから、最初に読んだときは「はあ?」としか思えなかった。でも、今なら理解できる。
 ということで、もう一度最初から読み込むことにします。先月くらいから作ろうと思ってなんにも手をつけてなかったものがあるんだけど、それをこういう考え方でやればだいぶ手間が減るなあ、と昨日思いついた次第。既存のプログラムをうまく使うっていうのは「車輪を再発明するな」(うろ覚え)みたいな格言を例にするまでもなく。勉強のために再発明も必要なのはもちろんだけど、効果を早くあげたい場合はそういうのもやっぱりありなわけで。また、とりとめもない話で終わり。
 いや、感想は第2弾があるかもな。マンモス本を読んだあとで、なんかに行き詰ったら、この本って気がしてきた。実際のサービスの作り方の話だから。ある意味、思想本といってもいいかもしれない。言いすぎか。言語や作法を理解するだけじゃなくって、すすめ方も大事、ってことで。いや、やっぱりまとまらない。ということで、やっぱり続く。

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