必要にかられてUSBに出力される電圧と電流を調べられる機器を探す。
先月より製作中のアンプ。USB電源での動作をメインで考えているのだけど、モバイルバッテリーではちょっと問題が出ている(これはあとで書く)。そこで手持ちのACアダプタをチェック。スマホ付属のACアダプタは問題ない。いずれもUSB端子で充電する仕様だから。しかし、一個怪しいものがあった。W-ZERO3の充電に使っていたやつだ。サードパーティ製で、専用のケーブルが付属していた。
そのアダプタは出力こそUSB端子なのだけど、アダプタに貼られたシールを見ると出力がDC 6V 800mAとなっている。これ、大丈夫か?
今試しているPAM8403ボードは2.5V~5.5Vで動くということになってる。そこに6Vつっこむのはまずいんじゃね? と思ったのだった。
こういう電源仕様に書かれていることについて読み方をいろいろ調べた。電流については、最大で書かれている数値まで出力できるので、それより下の電流を必要とする機器には接続が可能。それに対して、電圧がオーバーするのはダメなんだそうだ。じゃあ、2.5V~5.Vのボードに使うのはまずいよね。ということに。
でも、USB端子で出力するアダプタでそんなのが許されるのか? このシールが間違ってるのではないか? とか思ったり。どっちにしろ、計測できる機器が必要だろう。そういうことでいろいろ調べる。
Amazonにびっくり値段の商品を発見。190円だって。USB 電源 アンプ メーター テスター 充電 モニタ 電圧 電流 マルチ USB電圧電流チェッカーというやつだ。
値段はなんと190円! (今見たら180円に値下げされてるけど) しかも送料無料だって。
扱っているショップが複数あって、ほとんどが中国なんだけど、1つだけ日本の店舗(個人?)が扱ってるのがあったので、それを注文。 NANTOSHOPというところで、2営業日で発送と書かれていたので、それに期待。
金曜日に注文して月曜日に届いた。早い!
プチプチの放送にくるまれた封筒で到着。シンプル、必要十分といったところ。封筒を開けるとしっかり封がなされた袋が出てくる。
さらに開ける。
写真で見たとおり。とりあえず、製作中のアンプをこれ経由でつないでみる。
電圧と電流を交互に表示する模様。冒頭の写真は5.25V、そしてすぐ上の写真が0.02Aを示している。小数点がちょっと見にくいけど、それは手前の「CHARGER Doctor」という文字のせい。まあ、いいか。
で、目的のW-ZERO3用として売られていたACアダプタを測ると5.35Vと出た。出力側になにもつないでない状態で、だ。電流は0.01Aで固定、電圧は5.34V~5.39Vとかちょっとふらつく。でも、5.5Vまで行ってないから大丈夫かな? いや、つないでない状態だからこれ見て判断していいのか? とかわからないことだらけだ。
とりあえず、すでに完成しているアンプにつないで壊すのは悲しいので、これとは別に、新たに作って計測してみることしようと思った。まあ、なにもわからないでつないで壊すよりはまだいいだろう。
そんな暗中模索な電子工作ライフだ。続く。
ちなみに作成中のアンプについての最初の動画はこれです。
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