MIDI Splitter for Fugue Machine by MobMuPlat / Fugue Machineで複数デバイスを鳴らす

 バッハのフーガみたいなのを4つの再生ヘッドを使って再生する新感覚のシーケンサーアプリ「Fugue Machine」。これがなかなか楽しい。

 1つのシーケンスを別の速度で再生したり、逆方向で再生したり。これだけで、さまざまな表現ができるというのは目からウロコ。カンタンに思いもしないフレーズが次々と生まれてくる。


FUGUE MACHINE | Multi-Playhead Sequencer for iPad
 で、これで複数デバイスを鳴らしたいと思ったのだけど、ちょっとむずかしいのだった。
 各再生ヘッドは4つのMIDIチャンネルを個別に指定できる。問題はMIDIポートの設定だ。
 出力先を設定するMIDI Toで「Fugue Machine MIDI Out」を選択して、鳴らしたいシンセアプリ側のMIDI Inでそれを指定すればいいのだけど、それが指定できないアプリもある。また、ハードウェアシンセを鳴らしたい場合はこれでも対応できないわけである。
 MIDI信号をルーティングできるソフトもあるらしいのだけど、有料のものしか見つけられない。できれば無料でなんとかしたい。
 最初はWeb MIDI Browserを使ってプログラムを書けばいいか、と思ったのだけど、Web MIDI Browserはバックグラウンドで動作しないのだった。
 そこで、思い出したのがMobMuPlat。JavaScriptほどカンタンにプログラムできるわけではないけど、今回の目的ぐらいだったら、私の浅い知識でもなんとかなりそう、と考えたのだ。2年くらい触ってなかったけど。
 というわけでできた。

Splitter for Fugue Machine by MobMuPlat / Up to 4 devices
 なんといってもMobMuPlatは無料だ!


 Fugue Machineの出力先をFugue Machine MIDI Outにして、それをMobMuPlatのMIDI Inputに指定。MobMuPlatのMIDI Outputに4つまでのMIDIデバイスを指定(シンセアプリでもいいし、物理的なMIDIポートを指定してもよい)。Fugue Machineでは1-4の再生ヘッドに別々のチャンネルを指定する(1-4とか)。
 MobMuPlatでは私が作ったパッチ(Pure DataのパッチファイルとGUIのデータ)を読みこめばいい。このパッチがやっているのは、1-4の各チャンネルに来たデータを個別のMIDIポートに振り分けるだけだ。ちなみに、出力時のチャンネルはすべて1とした。あまり考えてないけど、たぶん問題ないと思う。必要ならパッチファイルをPure Dataで開いていじってください。
 最後にMobMuPlatのパッチを置いておく。ZIPファイルになっているので、適当なソフトで解凍(2つのファイルが出てくる)して、iTunesのファイル共有機能でMobMuPlatにこれらを転送。MobMuPlatのDocumentsで開けばよい。それ以降の操作は動画を見ればわかるはず。
 Splitter_for_FugueMachine.zip
 なんかありましたら、コメントへ。
 ついでに、画面も。
Fuguemachinemobmuplat
 これはPure Dataの画面。パッチはこんな感じで作る。
Fuguemachinemobmuplat2
 でもって、こっちがMobMuPlat Editorの画面。GUIを作る。今回は操作はまったくなし。確認用にCh1からCh4までに届いたノートデータのノートナンバーとベロシティを表示してるだけ。ついでに設定方法も書いてみたのだけど、英語がわからないので、めちゃくちゃテキトーなことになっている。まあ、ないよりはいいだろうという感じで。
 よろしくお願いしまーす。

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