えー、ついに発表。RD-Z1。デジタルチューナー内蔵、ってことで想像の範疇。なんか発表前から一部で名称がさらされてたりしたんだけれども。まあ、本日の発表前になんらかのプレス向け説明会が行なわれてたってのは想像にかたくない。というわけで、ソースはAV Watch。
えー、これW録(ダブロク)という名称はつかないのだな。地上波アナログ+デジタル(地上波デジタル+BS/CSデジタル)ってことなので。地上波アナログ2番組録画ってことはできない。もちろん、地上波デジタル2番組も無理。まあ、地上波デジタルがある環境で、アナログ2系統は不要ってことなんだろう(録画後の編集とかライブラリ化、配布なんかを考えるとちょっとアレだけど)。
デジタルはMPEG2-TSのストリーミング記録。MPEG2-PSへの変換(レート変換ダビングだな)も可能。最も注目すべきはコピーワンスのデジタル放送のプレイリストによる編集、レート変換、ムーブが可能なところ。従来機が編集不可だったことを考えればすごい進化だ。編集+ムーブはシャープがすでに実現していたらしいんだけど、全体の機能としてはRD-Z1が上なことは間違いない。
その他の機能はRD-X5(写真右)を継承している。ADAMSとインターネット接続による電子番組表(EPG)が使え、地上波もBSもスカパー(別途チューナーが必要)も同一画面上に表示されるのが、他者との差別ポイントか。譁ハ切り替えは不要、ってだけでかなり使い勝手はいい。これはRD-X5を使っているおいらがいうんだからホント。
あと、リモコンは新規のものに変更。ジョグダイヤルがついてるのが新鮮。っていうか、RD-2000、RD-X1以来か。そういえば、RD-X2以降のリモコンのボタン配置がすごくひどくって、XSシリーズの初期も同じだったか。現行機種ではかなり整理されて使いやすくなってるが。で、RDシリーズは初代から現行機種まで、実は同じリモコンが使えるってのがウリらしい。初期RDシリーズの2000、X1なんかのリモコンはでかくって、という方は現s機種用のリモコンだけ買うってのもいいかも。たぶん、初期のやつのリモコンは保守部品として購入すると高額になってしまうらしいし。
あと、ネットdeリモコンとか、ネットdeダビング(イーサネット経由でほかのRDにダビングする)なんかも同じ。
再生機能(画質とか音質)が向上してるってのもウリらしいんだけど、大型モニタじゃないから、関係ないや。音質に関してもAVアンプ使うし。
デジタル放送はまだ無縁っていうおいらなので、買ったばかりのRD-X5について後悔することはないんだけれども。スカパーに関してはRD-X5で十分対処できるし(っていうか、これがすげー便利なのが気に入っている)。でも、地上波デジタル、BS/CSデジタル環境の人はこれがベストなんじゃなかろうか。いまんとこ。でもちょっと高いかな。
これから大型TVもそろえるって人は、RD-Z1購入を前提とするなら、デジタルチューナーなしモデルを買うのがいいかも。つっても、そういうTVもうしばらく新機種が出てないらしいんだけれども。東芝がRD-Z1の「オプションとして」、そういうTVを出すってのもいいかもなあ。逆に。こういうことを考えると、RD-Z1の約24万円っていう価格もさほど高くない気がしてくる。
いや、どうだろ。
また、思い出したらなんか書いたりするかも。
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