ICR-PS501RMでピアノをホール録音

 先日、ICR-PS501RMを使ってコンサートホールでピアノ録音をする機会に恵まれた。「サンヨーICR-PS501RMレビュー(POCKETRAK C24との比較あり)」の続編的な感じで書いてみる。
 録音前にリハーサルできる状態でもなく、一発録音となる。音質を考えるとALC(オートレベルコントロール)はOFF。マイク感度は高でチャレンジ。念のため、クリップ防止にピークリミッターはON。席はホール中央付近で、隣の席が空いていたのでそこにICR-PS501RMをセット(置いただけ)。隠し録りではないので、ポケットに入れてノイズが気になる、なんて心配はないのは気楽。
 問題なく録音は終了。帰宅後、結果確認のため、ICR-PS501RMの内蔵スピーカーで再生してみると音が割れまくり。失敗かあ、と思ったものの、ラインでアンプにつないでみると割れてなかった。よかった。まあ、内蔵スピーカーは録れてるかどうかの確認用で、音質の確認までは対応できてないってことで。
 肝心の音は良好そのもの。ピアノならではのダイナミックレンジがしっかりと捕らえられている。
SANYO ICレコーダー ICR-PS502RM(W) 気になったのは、ホールの残響成分の大きさ。これはホール現場で感じたもの以上だった。席がふかふかのシートだったのも影響したのだろうか? まあ、床置きよりはよかったと思うのだけど。
 想像以上によくとれたので満足。家のアンプ・スピーカーシステムで心地よいピアノ演奏が聴ける、しかも自分で録音したものが! いままでにない貴重な体験ができたなあ、という感想でした。ICR-PS501RM。やっぱり買ってよかったあ。


 まあ、すでに後継モデルが出てるわけで、いまから買うなら当然、ICR-PS502RM(写真)ということになるでしょう。新製品とはいえ、Amazonではすでに1万円を切っている模様。これから買う人がうらやましくないといったらうそになりますけれども。

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