これまでiPhone用として人気を集めていたNanoStudioがユニバーサル対応になった。更新日は12月6日。昨日だ! iPadだと拡大画像で粗いのがちょっと残念だったんだけど、これでキレイな画面で快適にトラックづくりが楽しめる。
NanoStudioは、シンセ4台+トリガーパッド(16個のパッドを備えたサンプラーで、リズム用かな?)を装備。ピアノロールでのエディットができるのはGarageBandに対する大きな優位点。アプリ内課金でトラック数も増やせる。といった感じのバーチャルスタジオチックなアプリだ。
画面が大きくなったことで、一画面に収まるパラメーターが増えてるのでエディットは格段に楽になってる気配(ユニバーサル対応前の状態がもう思い出せないんだけど)。ミキサーもエフェクターがいっしょに表示されるようになってるので、これも良い感じ。
シンセを演奏、録音する画面はぱっと見変わってないんだけど、パラメーターを調整する画面に切り替えると一画面で多くの操作子が並ぶようになったのがわかる。さらにiPadへの最適化を進めてほしいところもまだあるような感じだけど、見通しがよくなったのは素直に歓迎したい。
iPadだなあ、と感じられるのはこのへんの画面か。
シンセのEdenのパラメーター画面。
こちらはミキサー画面。
画面切り替えがちょっと面倒だなあ、と感じていたのだけど、その手間はかなり減ったように思う。
バージョンは1.30となっている。
新機能として挙げられているのはこんな感じ。
* ユニバーサル iPad バージョン
* キーボードに音楽スケールを追加可能
* 単一サンプルの使用可能サイズが 32MB までに増加
* 微妙な音程をキーボードのスライドで表現可能
* ミキサー mute/solo
*ミキサー音量フェーダの下位レンジ向上
* ミキサーチャンネルタイトルのダブルタップで各楽器トラックに移動可能
* ‘センターゼロ’ をダブルタップでノブを中央に配置
* ソング位置のステータスバーをスイッチして小節から分表示可能
* 最新の Akai SynthStation ライブラリーに更新
* iTunes ライブラリー内の音楽と一緒に演奏可能
* レイテンシーバッファ設定を追加
* サンプリング時の自動ノーマライズ可能
* ‘add effect’ ボタンでエフェクトスロットを空に
* TRG パッド間でドラッグ可能
* エフェクトチェインの保存/呼び出し可能
* ソングエディタ
– 縦ズーム
– mute/solo ボタン縦方向のスワイプ
– 各トラックMIDI インジケータ追加
– mute されたトラックのグレイ表示
* バグ修正
– Eden のリングモジュレータ フェーズ 0 時のノイズ
– TRG-16 の自動BPMの精度
前バージョンを導入したのがつい最近なので、比較とかはほぼできないんですけれども。iTunesライブラリといっしょに演奏できる(やり方がまだ見つからないけど)ので、スケール設定とあわせてソロ演奏ごっこもすぐに楽しめそう。これから機能をチェックしていきたいと思う。
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