とっても楽しいミニチュア動画とインターバル撮影。いまさらながら興味を持っていろいろ調べて試したことを現時点でまとめる。まだ把握してないところも多く間違いがあるかもだけどとりあえず。
数年前から人気のミニチュア動画。チルトシフト撮影には専用のレンズが必要だけど、ソフトウェアで加工することでそれらしくできる。というのは知ってたんだけど、カメラを買ったら自分でもやりたくなって調べる。やってみると意外とカンタン。おもしろい。
で、作り方とか作成をいろいろチェックしてるうちにタイムラプス撮影とかインターバル撮影とか微速度撮影とかいうのにも行き当たる。ミニチュア動画はそれらしくするため(?)に再生速度を速くするみたいなテクニックがあるんだけど、最初から数秒おきに撮影した静止画をつなげるというのがもともとの撮影方法らしい。定点観測でよくみるあれだ。
iOSアプリにそうした撮影を可能にするやつがいっぱいあることも知る。で、評判のよかったiTimeLapseというのを購入してみた。
Laan Labs
ジャンル: 写真/ビデオ – ユーティリティ
リリース日: 2009-11-19
価格: 170円
posted with sticky on 2012.2.8
撮影のインターバル(間隔)とか解像度の指定が可能。撮った写真はあとでレンダリング(即時もOKかも)。その際のフレームレートも指定できる。あとで設定できるのはとってもいい。再生フレームレートで見え方がどう変わるか試行錯誤ができるのだ。
さらに便利だと思ったのができあがった動画ファイルを無線LAN経由でPCにコピーできること。GoodReaderみたいにSMBとかを使うのではなく、Webブラウザで特定のURLにアクセス、パスワード(アプリに表示される)を入力すれば、リダイレクトされ(?)てダウンロードページが開くのだ。これはアプリ内に簡易Webサーバーが内蔵されてるっぽい動きだ。このカンタンさはネットワークにうとい人にもうれしいのではないだろうか。ケーブル接続の手間がないってのももちろんうれしいところ。さすが、評判いいだけあってよくできてる。ただ、ホワイトバランスの固定とか撮影画像に関する設定ができないっぽく、フレームごとに明るさのばらつきがある。また、暗いのにも弱い。
さらに調べると同種のソフトでTimeLapseという似たような名前の別アプリも発見。先に見たiTimeLapseを推してたブログの人も、今ではこちらをオススメしているのだった。
撮影枚数59枚の制限があるFree版を試すと確かにこっちのほうがいいっぽい。動画へのエンコードは撮影後には終了している感じなので、あらかじめ指定が必要っぽいけど(エンコードしない場合はカメラロールとか静止画保存される。あとで自分でなんとかするということか)。
ホワイトバランスの固定とか露出の固定とか、長時間露光までできる模様。さらに撮影時にはバッテリ消費を押さえるため画面を暗くする設定まである。なるほどオススメされるわけだ。
プロジェクトの管理、撮影したムービーの管理はiTimeLapseのほうが洗練されてるし、使いやすい。でも撮影時の機能に不足があるので、最終的にはTimeLapseかなあ、という感じだ。
しかし、同じ値段で似たようなものをまた買うのもなあ、とケチなことを思っていたところ。
最初はiPad 2で試してたのだけど、さすがに大きすぎて撮影時の固定もたいへん。iPhoneユーザーならコンパクトでいいんだろうけども。しかも撮影時にシャッター音がする。バシャバシャ音はけっこう耳につく。赤ちゃんやペットの観察にも支障があるんじゃないだろうか。別にあやしいものを撮影してるわけではないけど、音で撮影を気づかれ周囲の人に変な目で見られるのもいやだし。とか思ってると、Androidにも同様のソフトがあると知る。
「Lapse It」「TimeLapse!」「Time Lapse Creator(Ads)」の3種類が人気上位っぽい。いずれも手持ちの端末ではシャッター音はしなかった(rootedだからか)。
「Lapse It」は有料で、Free版も用意されてるのでそれを試す。UIデザインもかっこいいし、機能も十分だ。
「TimeLapse!」は作成される動画のコーデックがMotionJPEGのAVIなので手持ちのプレイヤーでは再生が不可。対応プレイヤーソフトを入れればいいんだろうけどそれも面倒。MP4のほうがいいのに。といった感じ。レンダリングは撮影と同時に行われるタイプ。
「Time Lapse Creator(Ads)」は名前の通り広告が出るので無料だけど機能はなかなか。露出、フォーカス、ホワイトバランスの設定もある(これはAndroidカメラアプリの基本なのかな?)。レンダリングは撮影後に自動で行う設定もあり。ただし、フレームレートなどは撮影前に設定しておく。手軽に試すにはこれでも十分だと思われる。ということで、ひとまずAndroidはこれでいくことに。とりあえず、メモ。
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