eVY1シールドで歌うキーボード、五十音ボタン増やしまくり版

Evymidideigner01
 久々にeVY1シールドネタ。MIDIプログラミング面倒、Arduinoむずかしい、とか友達が言うので。iPadとの組み合わせでリアルタイムな感じが一番カンタンでおもしろいかなあ、と思い、いったんやめてたのを再開。だいぶ前に作ってあったMIDI Designerのテンプレートを仕上げて動画作成。
 とにかく、五十音のボタンを入れるだけ入れる、増やしまくり版。


eVY1 Shield and MIDI Designer
 ボタンは増やしまくったものの、動画で使っているのは濁点も拗音(小さい やゆよ)もない文字ばかりですが。一応ボタンは、五十音を濁点拗音も含めほぼ網羅(たぶん)。
 動画の前半は1文字入力しては弾く、という方法。後半は最初に文字を入力しておいて、鍵盤。1文字めは普通に入力して、2文字めの前に「Append」ボタンを押してから入力していきます。これでモードを変えてるわけですね。NSX-1の資料を読めばこれが何を意味するかわかると思いますが。
 MIDI Designerは相変わらずLITE版を使用。演奏中に画面どまんなかに黒い帯が出ます(移動は可能だが消せない、デザイン中は非表示)。昨年末のバージョンアップでここに広告が出るようになりました。間違ってタップしてしまうとけっこう面倒。Pro版にしたいけど、ちと高い。
 ボタン配置は一番最初にある画像を参照。とにかく数を増やすのが面倒。一番最初のテストから考えると10時間以上はかかってるんじゃないかと。ここまでやる意味があるのかと。まあ、やり始めたので最後まで無理やり。
 MIDI Designerは1画面に左右1ページずつ、計2ページを表示するんですが、ここでは左に拗音なし、右に拗音ありを配置。「あいうえお」と同じ大きさだと入りきらないので、だんだん小さくなっているのがわかるかと。
 あと、右には鍵盤も配置。これもちょっと小さくて弾きにくい感じですが、せめて1オクターブ半は入れたいということで。上のスライダーはチャンネル指定、ノブはプログラムチェンジとボリュームです。鍵盤用のトランスポーズも欲しいんですが、MIDI Designerは未対応(カンタンに追加できるよ、待ってて、という開発側のアナウンスはあるのですがいまだ対応されず)。

 2月18日に学研の「歌うキーボード ポケット・ミク」ってのが発表、4月3日発売されるわけですが、それでもこのテンプレートが使えるといいなあ、と思ったりしてます。
 開発協力をしているクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤さんのツイートによれば、USB経由でWeb APIで入力できるという話なんで。eVY1シールドと同じようにできるのではないかと。できればいいな、と。
 Maker Faire Tokyo 2013でもUSB搭載っていう話を学研の人から聞いてて、普通にeVY1シールドみたいにできると思ってたんですけど、「NSX-1自体にUSBがないので無理なんじゃね?」という推測もあったりする模様。どうなんですかね。


 あと、また、MIDI Designerの話に戻るんですけども。
 MIDI Desginerのバージョンアップにより、新たにスルー機能が付いた模様。たぶん、外部MIDI機器からの入力をそのまま出せるんだと思われます。ConfigダイアログのSourceのところに「Thru」ってアイコンが出てます。
Evymidideigner02
 画面はデザイン中のもの。Appendボタンの左にあるのは、モードの数値切り換えのためのスライダー。16と17を割り当て。これをAppendボタンでトグルするのです。で、その結果は五十音の各ボタンにSupercontrolでつながるという感じ。
 とりあえず、これなら誰でもeVY1シールドで手軽に遊べるかな。ポケット・ミクを待たずに。っていうか、値段はあっちがだいぶ安いですけど。
 とりとめないまま終わります。

歌うキーボード ポケット・ミク (大人の科学マガジン特別編集)歌うキーボード ポケット・ミク (大人の科学マガジン特別編集)

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