SDカードで録画番組を持ち出せる! プライベート・ビエラの「おでかけ番組」機能を試す

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 「プライベート・ビエラ UN-10T5」のお試し記事その3は、SDカードで録画番組を持ち出せる「おでかけ番組」という機能について。「初期設定&設置」、「ネットワーク設定の変更」」の続きです。

 本機は、これまで書いてきたとおり、チューナー部とモニター部がセパレートになっています。アンテナにつながっているチューナーがないとテレビが見られません。せっかく家中持ち運べるのだから、この機動力を生かして外出先でも使いたくなるもの。そこで「おでかけ番組」機能です。
 「おでかけ番組」機能は、ハードディスク内蔵のチューナー部に保存された番組データを、チューナー部のmiciroSDカードにダビングして、見られるようにするもの。チューナーに接続できなくても録画番組が楽しめるようになるわけです。製品にはmicroSDカードは付属しないので、別途用意する必要があります。今回はケータイに入れてあったやつを流用しました。
 microSDカードスロットはモニターの側面にあります。


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 防水らしく、しっかりとしたカバーというか蓋というか。爪をスライドさせないと開きません。
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 スライドして、開けます。指で押さえつつ……。
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 カードを差し込みます。
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 蓋を横から見たところ。パッキンがしっかりあります。防水性能の高さをうかがわせます。このオレンジがかわいい。ふだんは見えないわけですが。
 続いて、操作をチェック。
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 メニュー画面の下に「おでかけ番組」というアイコンが。家のマーク。わかりやすいです。今回はマニュアルは不要っぽいです。
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 これもわかりやすい図。「モニターへ持ち出す」をタップ。
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 録画してあった番組を選択。番組名の右にある「持出選択」をタップするとチェックマークがつきます。
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 「今すぐ転送」するか、「電源[切]後に転送」するかを選択します。転送中は番組が見られないので、普通は後者にするんですかね。
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 転送中。45分の番組で12分かかるとのこと。けっこう長いかな。
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 予告通り、約12分で転送完了。これで再生が可能になります。画質も問題ないです。でもって、操作自体もカンタン。でも、時間がかかるのがネックですかね。時間はネットワーク環境にもよるのかな。
 これからでかけようという時に持ち出すのははっきり行って無理。前日とかに準備しとくのがよさそうです。寝る前とか。お子さんがいる家庭だと、もうアンパンマンとか電車の動画とかを入れっぱなしにしておいて、いつでも見られるようにするってのがいいかも。ぐずったら、これ、っていう感じで。
 収録可能時間は、4GBで5倍録画なら約1時間46分、10倍録画なら約3時間31分15倍録画なら約5時間17分とのこと。何も考えずにやったら5倍録画になってました(途中で設定は見当たらず)。これで画質はまったく問題なし。
 番組を持ち出せるのはいざという時にはいいような気がします。ただ、持ち出す行為自体がつらい気も。なんといっても、このモニター、重いんですよ。意外と。0.8kgという数字だけを見るとそうでもない感じなんですが、持ってみるとずっしり。形状のせいでしょうか。おもに電車&徒歩移動なので、これは厳しいと感じました。車で移動する人なら問題ないでしょう。
 でもって、持ち運び時にもうひとつ気になるのがケース。スタンド部が特殊な形状なので、一般的なノートPCケースには合わない気もします。液晶の裏がカバーになるノートPCと違って、液晶面を保護する必要もあるわけですよね。まあ、これも車の人は関係ないかな。
 あと、電池の持続時間も持ち出し時には気になるところです。これは約3時間30分。映画1本は余裕で見られるので、長距離の電車移動にももってこい。車なら電源確保できるからさらに問題なし、かな。
 いろいろな要素がからむので、この機能に対する評価はライフスタイルによってきそうです。パナソニックよりお借りしているプライベート・ビエラのモニターレポート、今回はこのへんで。

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