ドックはないけど手軽に充電「ZiiSound D5」レビューその2

 「iPodがリモコンになる! ブルートゥース対応スピーカー「ZiiSound D5」その1: point of view point」の続きである。
 付属のトランスミッターというかUSBドングル。これをiPodに付けたまま充電できるのも手軽で便利なところ。
 というか、ZiiSound D5。到着してから気づいたんだけど、iPodドックコネクタがないのだ。iPod用ステレオシステムといえば、ドックコネクタ搭載が当たり前。しかし、こいつは違う。搭載されるコネクタは、USBドングルを付けたiPodをはめ込むためのもの。コネクタ部分にUSBドングルがすっぽりはまるという構成だ。
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 iPodを固定するために、背もたれのような部品が付属する。モデルによってそれぞれ異なるiPodの厚みに合わせてゴム製のアタッチメントが用意されており、これを取り付けることで各種iPodに対応するというわけだ。
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 これの仕組みはこれはこれでよく考えられていると思うのだけど、複数のiPodをとっかえひっかえ使うような場合にはちょっと不便。アタッチメントをわざわざ取り替えるのも面倒に感じる。我が家ではClassic用とnano用のアタッチメントを使うことになるのだが、結局、取替えなくて済むように、Classic用を付けっぱなしにしてある。こうするとnanoの場合は固定されずぐらつく感じになるが、nano自体が軽いのでそれでも問題ない。
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 そういえば、DJ-TechのiPodドックコネクタ付のアンプ+スピーカーは、iPodの厚みに対応するために、ダイヤルで底上げ幅を調整できるようになっていた。こっちのほうがスマートだったと思わないでもない。まあ、コストの問題もあるのだから、それを考えると我慢できる範囲。
 いずれにせよ、ドングルを付けたままはめこんですぐ充電ができる、というのはとても楽でいい。これまでケーブルをつないでACアダプタをつないだり、ケーブル経由でPCのUSB経由で充電していたことを考えれば、雲泥の差である。
 スピーカー本体の話もしておこう。デザインは黒を基調にスマートにまとめられている。側面の鏡面仕上げの金属部分もなかなかの質感だ。
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 残念なところがあるとすれば、前面および上面に布が貼ってあるところ。スピーカーなので、前面にあるのは普通なのだが、なぜかそれが上面まで伸びている。で、これにホコリがつきやすい&取りにくいのだ。普通に樹脂むき出しでよかったんじゃないかなあ、とも思う。まあ、デザインは好き好きだから、この程度で。PC用のドングルの話もあるので、まだ続きます。「Pure Wireless スピーカー “ZiiSound D5” モニターキャンペーン!」でテスト中の「ZiiSound D5」の話でした。

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