『宇宙戦争』と『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』

 夏休みは帰省。正月に100円で買ってあったDVDを見る。DVDのタイトルは『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー<特別編>』。
バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー<特別編>” title=”バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー<特別編>“></a> 安いからという理由だけで買ってあったのだけど、見る気はなかった。しかし、弟が。「最近、このタイトルをよく見るよ、なんか話題になってる」とかいうあいまいな情報にだまされて見ることに。<br />
 そしたら、すんげーおもしろかった。主人公のバカルー・バンザイは日本人とアメリカ人のハーフ。神経外科医で物理学者で、ロックバンドのリーダーでもある。ピーター・ウェラー(ロボコップ)、 クリストファー・ロイド(バック・トゥ・ザ・フューチャー)、ジェフ・ゴールドブラム(ザ・フライ)などが出演。おかしなメンバーによるSF冒険もの? 違うか。特典映像を見ると、どうやらアメリカではTVシリーズとして放送されてたもののようだ。で、これが、その映画版。いや、違うかも。<br />
 で、なんで、最近話題になってたかというと。おそらく、『宇宙戦争』がらみ。本作にはこの『宇宙戦争』が初めて一般に知られることになったエピソードが盛り込まれてて、それが実は……、っていう話。うーん。言うともおもしろくなくなってしまう。えー、激安で見つけたらSFファンなら買って損はないと思います。おいらも『宇宙戦争』見なきゃなあ。最新のやつ。見たいと思いつつ、酷評しか聞かないので、ちょっと躊躇してしまってたので。昔の映画のDVDも買ってあるんだけど、見てないしなあ。ちなみに原作は小学生のときに読みました。<br />
 『宇宙戦争』がらみの映画といえば。<br />
<a href=マーズ・アタック! もう、これは『宇宙戦争』でしかない、ってのが『マーズ・アタック!』。これすんげーおもしろい。バカげたコミカルなCGと悪意がなんとも。
サイン コレクターズ・エディション さらに『サイン』。オチなんかはもうもろに『宇宙戦争』。というか、『マーズアタック』と同じストーリーだよ。うそ。感動的ではあるけれども、『マーズアタック』見てからだと、おもしろさがぜんぜん違うと思う。感動2倍。とか。
 あと、この2つの映画のオチの共通点がまさにH. G.ウェルズの 『宇宙戦争』なんだけど、トム・クルーズの映画はどうなのかなあ? っていまごろ言ってるようだと、たぶん、この映画は見ることないだろうなあ。少なくとも上の2作を越える映画なはずがないんだもの。
 おっ、それよりも原作を先に読まなきゃいけないか。ラジオ放送を聴取者が本物のニュースかと思ったっていうエピソードとかも重要だ。「火星人が襲来」ってラジオから流れたら、それはびっくりするよねえ。という話をふまえて、2005年は『宇宙戦争』とその関連映画を見直す年、として歴史に刻まれるわけです。うそ。
 それにしても、TVシリーズの『バカルー・バンザイ』が見たいよ(存在するのななら、だけど)。映画とはチームのロゴが違ってるのだよね。確か。スカパーとかでやらないかなあ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました